皆さんこんばんは、新宿区議のよだかれんデス✨
本日は遂に、決算特別委員会9日目、最終日でした。
長い長い、本当に長い道のりでした*・゜゚・*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)'・*:.。. .。.:*・゜゚・*
初日は、49分間、100数十名近い?!区役所の理事者の皆さんを相手に、丁々発止の質疑応答を行うという総括質疑に始まり、
何もかもが初めてのことでまさに暗中模索でしたが、諸先輩方のアドバイスのおかげでなんとかここまでたどり着くことが出来ました。
款・項・目ごとに細かく事業と執行額を確認し、拙いながらも遅い時間まで準備して、日々緊張感一杯に臨みました。
担当課の方とやり取りをしたおかげで質疑する中身が深まったり、コミュニケーションが取れるようになったり。
日々の記録を残してございますので、是非とも過去のブログをご覧頂けたらと思います。
本日最終日は、先ずはしめくくり質疑。
各会派代表者が持ち時間を与えられ(人数の多い会派ほど時間が長くなる)、自由に質疑を行います。
私は9日間に渡り自身が行った質疑をダイジェストで振り返り、改めて少しづつ触れる形を取り、
残り時間に今委員会に参加したことで知った① 「地域福祉権利擁護事業」 と ②「受動喫煙防止対策助成事業」 についてさらにお聞きしました。
① 「地域福祉権利擁護事業」
http://www.city.shinjuku.lg.jp/fukushi/fukushi01_002085.html
成年後見制度を利用するほどではないけれど、もろもろの手続きが不安だという方の各種手続きや金銭管理のサポートを行うもので、成年後見制度と一体となって事業が行われています。
主にはご高齢者が、住み慣れた地域で少しでも長く自立して生活してゆけるようにという援助事業です。
ご家族がいらっしゃらず・経済的に余裕がない方のためには、補助金などで支えながら、その先にある成年後見制度、相続、お墓と連続したサポートを切れ目なく用意して提供して差し上げることが求められます。
②「受動喫煙防止対策助成事業」
http://www.city.shinjuku.lg.jp/kenkou/eisei01_002063.html
当選してしばらくたった頃、あるタバコ屋さんのことで区民の方からお声が届きました。
タバコ屋さんの私有地に灰皿が置かれているのだが、歩道との境界線当たりに置かれているので、
歩道を子ども連れで歩いていると大変な煙害をこうむると。
担当課に確認してみると、役所も把握しているのだが、法律にも条令にも引っかからないので、あくまでも店主にご協力頂くしかない。が、なかなか応じてもらえず何年も経っている店舗もあるというお話を伺いました。
区内に4か所ほどそういった店舗があるそうです。
その時は粘り強くお声がけを続けて下さいというお願いをするしかなかったのですが、
この度9/27よりこの事業が始まったことで、助成金を出してくれるならパーテーションをつけてもいいとか喫煙室を設置してもいいということになるのではないかと質疑を行いました。
要件を満たせばご利用いただけるとのことなので、待っているのではなく、すぐにでも出向いて当該事業をご案内するよう要望いたしました。
タバコを吸わない人が煙害に会わない新宿、
タバコを吸えるスペースを提供した上で路上喫煙のない新宿を生み出してまいりましょう(((o(*゚▽゚*)o)))♡
時間が少々残ったので、今一度パートナーシップ証明制度の必要性のお訴えをしました。
と言いますのも、9日間の質疑を通して複数回セクシュアルマイノリティに対する配慮についてお話をしてきたのですが、
同僚委員やインターネット中継をご覧になった方から頭が混乱してきたというようなお声が届きまして(笑)。
トランスジェンダーの私が同性同士のカップルのためのパートナーシップ証明制度をと訴えているので、
・おや?!こうして女性になっているのにどうして同性同士のパートナーシップ証明制度が必要なの?
・やはり戸籍は男性のままなのかな?
…等々誤解が生じて、よく分からなくなってしまったようです💦
そりゃそうですよね(笑)
失礼いたしました。
最初に申し上げると、私は戸籍も女性になっているので、戸籍が男性の男性と法律婚が出来ます。
女性として人生を謳歌出来ているわけですが、これは「性同一性障害の性別の取扱いの特例に関する法律」という法律に守られているおかげです。
人々の理解・共感・思いやりだけでは、生きづらさは解消されません。
自転車の両輪のように、理解・共感・思いやりという車輪と法律という車輪が、一緒にクルクルと回る必要があるのです。
同性同士のカップルは、例え夫婦同然に共に暮らしていて、周りの人の理解・共感・思いやりに包まれているとしても、法律で守られていませんから、様々な不便・不都合があるわけです。
相続権もない、病院において家族以外は面会謝絶となった場合には中に入れない、終末期医療選択をする権利もない、男性二人・女性二人ではお部屋も借りづらい・・等々。
そこで、同性婚が出来ないという法の不備を補うために編み出されたのがパートナーシップ証明制度ですよね。
法的な効力があるわけではないけれど、その自治体内においては法律婚に準ずる扱いをしますというものです。
公営アパートに夫婦として入居できる、不動産屋さんに同性同士のカップルでも入居を認めるよう努力義務を課す、生命保険の受取人を同性パートナーとする場合に証明書類として使用する、里親登録認定の際にプラス材料として提出する・・などの使い方が思い浮かびます。
これは大人の当事者にとっても嬉しい制度だし、
子どもにとってもとても良い意義を持ちます。
大人の世界で多様な家族のカタチが認められている様子を見せれば、
当事者の子どもの安心感や自己肯定感につながるし、
当事者でない子どもを差別や偏見の加害者にしないですみます。
法律的な効果はなくとも、ものすごく大きな価値を生み出すと思います。
少数者も大切にするという区の姿勢を示すことにもなりますよね
是非とも新宿でもパートナーシップ証明制度を設けて下さいと要望しました。
そして全会派の締めくくり質疑が終わり、その後討論→起立採決です。
決算報告に対する賛成・反対の意思とその理由を表明します。
私は・・・反対しました。
理由は3つ。
せっかくなので、稚拙な文章でお恥ずかしいのですが公開しちゃいますーーーッ
こちらを力強く読み上げました。
賛成多数でした。
この後、少数意見の留保を行いました。
これにより、最終日10月16日、本会議場にて改めて全区議の前で反対討論を行えるようになります。
自分と異なる意見の人々を説得して、自分の意見の賛同者を増やすためにあるのだと思われます。
初めての決算特別委員会にて反対討論を行うだなんてとても勇気がいりましたが、
本心からの思いを表明することが出来て、清々しい気持ちです。
怒涛のような9日間の最後に、思いがけない反対討論初体験( ̄O ̄;)‼︎
背中を押して下さった諸先輩方に感謝ですm(_ _)m
さぁ!気持ちを切り替えて。
週末に資料を読み込んで、来週は常任委員会にて議案審査です。
皆さまも、素晴らしい週末をお過ごしください✨
新宿区議会議員
よだかれん
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ちいさき声をすくいあげる会HP
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(選挙のときから更新できておらず・・今しばらくお待ち下さい☆)
依田花蓮HP
(ダンサー・行政書士の二足の草鞋で活動していた頃のもので更新出来ておらず・・
今しばらくお待ち下さい☆)
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