皆さんこんばんは、新宿区議のよだかれんデス✨
決算特別委員会、9日間行われるうち4日目を終えて折り返し地点となりました‼︎
連日諸先輩方の質疑に感銘を受け、大変勉強になる素晴らしい時間を過ごさせて頂いております。
本日、私自身も何度も質疑を行わせて頂きましたので、いくつかご報告を。
①まず、総務管理費の中の「福利厚生費」で、同性パートナーでも、事実婚の方が受けられている福利厚生を受けられるようにしてあげて欲しいとお伝えいたしました。
現状では、法律が絡んでくる部分はできないが、職員がお金を出して運営している福利事業については理事会で結論を出せば可能となるので、理事会でお話し合いをしてみましょうというお答えを頂きました。
同じトランジェンダー区議である 高月まな議員 も色々と関連質疑して下さり、二人いると流石にインパクトが大きく(笑)、
反応しようという姿勢を取って頂きやすいのかも知れません-_-b。
②それから、同じく総務管理費の中の「諸費」で、“成人の日のつどい”について質疑いたしました。
平成30年度においては、4100人の新宿区に住民票のある新成人のうち、1100人しかこの式典に参加していません。
外国の方は、5.9%の110人しか参加していません。
もしかしたら、晴れ着を買ったり借りたり出来ないから参加しづらかったのかも知れません。
もしかしたら、LGBT+の子で、行っても居場所がないかなぁと躊躇してしまったのかも知れません。
もしかしたら、私がそうだったように、転校を繰り返していたため、どこの自治体であっても参加しづらかったのかも知れません。
外国の方の場合、母国と成人年齢が異なっていたり、日本式の成人式というものをご存じない方が多かったのかも知れません。
だから、そういった子たちのことも意識した運営をして頂きたいとお願いいたしました。
案内状も、そういったことを配慮したメッセージを付け加えて欲しいとお願いしました。
恥ずかしながら、自身が成人式を迎えた日に味わった寂しさを、私はなぜか未だに忘れられないのです。
真冬の寒い日、お風呂もついていないおんぼろアパートで電気ストーブにあたりながら、一人寂しく試験勉強をしていたあの日。
新宿区で成人の日を迎えるみんなが気軽に参加できて、一生の思い出になるような温かい式典にして欲しいと思います。
もちろん、晴れ着で式に出られるような幸せな新成人にとっても、楽しくて思い出に残る、特別な一日であって欲しいと願っています。
この質疑においては、終始感情が入ってしまい・・涙が溢れそうになり、お聞き苦しい言動となってしまいました💦
でも、涙はなんとかこらえました!!
6月の初めての本会議で、LGBT当事者の子どものお話をしているときにもやはり胸がいっぱいになって涙が溢れてしまい、
その瞬間、お世話になっているかわの達男区議が、
「がんばれッ!!」
と大きなエールを送ってくれたということがあったのですが、議会を終えた後にお礼に伺うと、
「今日が最後。もうこれからはダメだぞ!」
と温かいお叱りのお言葉を頂戴したことを思い出したから。同じ会派でもないのに、本当にありがたいことです。
③「防災費」では、備蓄品の期限管理についてと避難所におけるLGBTについて質疑を。
消費期限が切れる前に防災イベント等で試食のような形でお配りしたり、廃棄したりせずに有効活用されているとのことで安心しました。
避難所におけるLGBT配慮につては、具体的にはこれから調査研究されるということではありますが、避難所の運営をサポートして下さる町内会さんからそういった声もあったとのことで、私自身も詳しく学んで情報提供して行けたらと思います。
④地域振興費の中の「オリンピック・パラリンピック気運醸成」では、
商業イベントという側面の大きい大会なのに、多額の税金を注いでまで気運をわざわざ醸成することの意義を問いました。
ハード面では24億円、ソフト面では7億円もの税金が1年間で使われています。
誰もかれもがオリンピック誘致に賛成なわけではなく、そうした区民も納得できるように税金が使われ、事業が行われなければなりません。
道路環境整備等のハード面は大会後も区民の生活に役立ちますし、
パラリンピック競技やパラリンピアンと触れ合えるイベント等のソフト面も、人々の心に、お金に換算することのできない大切な何かを残してくれるのだとは思います。
それでも、1年間に7億円が適正なのか・・
更には大会後にも、国レベルでは施設の運営費が年間何億円、もしくはそれ以上の赤字になるという見立てもあります。
新宿区ではオリンピックのために施設の新設は行っていないので、施設の赤字運営費という心配はないものの、
大会後に負の遺産となるような何かしらの懸念材料はないのかという質疑には、特に想定していないということでした。
また、大金をかけて醸成された気運の中、ボランティアの強制が起こらないよう注意喚起いたしました。
表向きは自由意志だとはいえ、部活や町内会等で断りたくても断れないということがあってはいけません。
新宿区独自のボランティア募集を行っているため、そうした点を敢えて委員会の場でお伝えしました。
真夏の炎天下、ボランティアの方に万が一のことがあってはいけないということもありますし、また機会を見つけてしつこく申し上げて参ります。
とにかく、オリンピック誘致に反対の立場の区民の方も納得できる税金の使い方・事業運営を意識して頂きたいと思います。
子どもに夢や希望というレガシーを遺し、負のレガシーは遺さず、
“オリンピック反対だったけど、結果来てもらって良かったよね”
と言えるよう、上げられるだけの声を上げてゆきたいと思います。
何はともあれ折り返し地点です。
リフレッシュして、しっかり準備して、また来週から元気いっぱいに臨みたいと思います。
新宿区議会議員
よだかれん
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