皆さんこんばんは、新宿区議のよだかれんデス✨

 

しょっちゅう書いているように、私の愛読紙は東京新聞であり、


官邸の嫌われ者となって権力におもねらない取材を続けて下さっている・講演会で腹がよじれるほど楽しませてくれるエンターテイナーでもある 望月衣塑子記者 の大ファン(((o(*゚▽゚*)o)))♡

 

その東京新聞で本日から始まったのが、はるな愛さんの全10回のコラム「私の東京物語」。


自分は女の子だと思っているのに男の子らしさを求められた子ども時代。

そんな中、素直に自分でいられる場所となってくれた親戚のおばさんがいらしたそうで、そのエピソードに朝から涙がこぼれました。


あと9回、楽しみです💕

 

(東京新聞 2019.07.04)

 

私が親族にカミングアウトしたとき(2009年お正月)にちょうど愛さんがブレイクしていて、そのおかげで小さな姪っ子や甥っ子たちが


「はるな愛ちゃんと同じでしょ?」


とすんなりと理解して受け入れてくれた。

 

だから はるな愛さんに物凄く感謝しているのです。いつか直接お礼を伝えるというのが、人生の目標の一つです。

 


さて、せっかくなので、最近のLGBT関連トピックをいくつか御紹介させて下さい。

 

①先ずはエルトン・ジョンさんのロシアへの抗議声明。


自身の半生を描いた映画が、ロシアで上映される際に男性同士の性描写や同性婚相手を紹介した部分がカットされたことについてTwitterで抗議声明を発表したそうです。

 

(東京新聞 2019.06.03)

 

ロシアには同性愛宣伝禁止法という法律があります。是非参考サイトを御覧頂きたいです。


同性愛宣伝禁止法

ロシアにおける同性愛宣伝禁止法

 


②性同一性障害が国際疾病分類から外れる

 

2019年5月、世界保健機関(WHO)で決定され、2022年から施行されるそうです。


これは大きいです。同性愛は1990年に疾病分類から外れており、今回の性同一性障害についての決定もじわじわと効果が生じるのではないかと感じています。


呼び名も、これからは”性別不合”となります。私たちのような存在は、精神疾患ではない・こころの病ではないということを広めて行きたいと思います。

 

(東京新聞2019.06.20 田原さんという記者さんの署名記事で、ご本人が当事者であるということも書かれています。素敵です✨)

 

③性別適合手術 保険適用4件

 

(東京新聞 2019.06.24)

 

昨年4月、一部認定病院での性別適合手術に保険適用がされるようになるという衝撃ニュースが走りました。


しかし、"ホルモン療法が自由診療であり、保険診療である性別適合手術との併用は混合診療であるから保険適用外となる" というなんとも不合理な制度であるために、結果としてたったの4名の方しか保険適用で手術を受けられていないのだそうです(ーー;)

 

ホルモン療法も保険適用としてあげて欲しいと、切に願います。


ちなみに私の場合はもちろん全額自己負担で、


・豊胸手術約30万円

・性別適合手術270万円

(2回に分けてオペを受けており、2回目のタイでのオペの際は二人分の航空券・滞在費がかかっています。身の回りのお世話のために彼も付いて来てくれたので。その分も込みの金額です)


くらいかかっています。

 それだけではなく、全身脱毛代や各種プチオペ等々もあるので…(*≧∀≦*)


女性に生まれ変わるのにかかった費用はトータル500万円くらいだと思います。

 

人によっては桁違いの方もいらっしゃるでしょうし、もっとリーズナブルに済んだよという方もいらっしゃるでしょうし、まぁご参考までに。

 


④茨城県 パートナーシップ宣誓制度 創設。

 

同性同士のパートナーでも法律婚に準じた扱いをしましょうよというパートナーシップ証明制度は、区とか市という小さな自治体では24自治体が導入・導入予定が8自治体・導入検討が27自治体と着実な広がりを見せておりますが、


都道府県レベルでは全国初‼️

ご英断をありがとうございます㊗️㊗️㊗️

 

私も代表質問で取り上げましたし、新宿区も後に続きたいところであますが、やはり当事者の皆さまの大きなお声が大切なのです。


是非是非 新宿区のパートナーシップ証明制度を求める当事者の皆さまのお声、お届け下さい*・゜゚・*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)'・*:.。. .。.:*・゜゚・*

 

 

(東京新聞 2019.06.25)

 

 

 

⑤奈良女子大も、トランスジェンダー学生を受け入れ

 

お茶の水女子大学が昨年トランスジェンダーの受け入れ表明を発表したのですが、奈良女子大学が後に続いて下さいました。

 

(東京新聞 2019.06.29 )

 

トランスジェンダーと言っても実は色々で、性自認が生物学上の性別と異なっていればそれだけでトランスジェンダーと呼ばれます。


つまり、男性として生まれて、自認する性別が女性であれば、表現している性別が男性であってもトランスジェンダーと呼ばれます。

 

だから、男性として生まれ男性としての外観を有していても、性自認が女性であればトランスジェンダー女性なので、


そういった方の扱いをどうすれば良いのかという問題が出てきたり・・💦

大変だとは思いますが、少しづつ問題が解消されたらと思います。

 

そもそも性は多様なもので、最終的には個体差でしかないと思いますので、

いずれは男子大とか女子大とかいうくくりがなくなるのが理想ではないかと考えます。

 

以上5件、ほんの1ヶ月程度でこんなにも色々なLGBT関連ニュースが生まれるという(これらはほんの一部ですが)のも凄いですね。


長くなってしまいしたが、最後までお読み頂き誠にありがとうございました😊


本日も、一日お疲れ様でした。

よだかれん