少し前になりますが、衝撃的なニュースが飛び込んでまいりました。
性別適合手術が保険適用になるかも知れないッ∑ヾ(￣0￣;ﾉ
来年度からの適用を目指して最終検討に入ったということなのでまだ確定したわけではないけれど、歴史的な1歩と言える出来事です。
（東京新聞2017.11.29）
これまではカウンセリング（性同一性障害であるという診断を受けなければ性別適合手術を受けることは出来ず、そのために精神科や心療内科でのカウンセリングを長期にわたって受けなければならないのです）以外の手術や治療は全額自己負担なので大変な金額が必要でした。
よく総額幾らくらいかかっていますかと質問されるので計算してみると、あまりお金をかけている方ではない私でさえ700～800万くらいは費やしています。
もろもろ全て含めるとという計算なので、
性別適合手術だけだと・・・私はやり直し等もしているので３００万円くらいです（/TДT)/
我ながらよくもまぁここまでやって参りました。
性別適合手術が保険適用になるということは、当然その前提となるホルモン治療も保険適用にして頂けるということになると思われますので、大きな大きな負担軽減になります。
比較的経済的に恵まれていると思われがちな夜の世界で働いていると、性別適合手術を自己負担で受けることに対してハードルはそう高くないように思われてしまいます。
確かにホルモン療法ｙや性別適合手術自体はなんとかクリア出来るけれど、手術をしておしまいではないですからね。
ショーのお店だったりすると2ヶ月は仕事に復帰できないためにその間収入は途絶えてしまうので、その分のお金も貯めておかなければならないのです。
（六本木金魚時代に1ヶ月、六本木香和時代には2ヶ月お休みを頂きました。）
体の負担は致仕方ないとしても、経済的負担を軽くしてもらえるとどれほど助かることか・・・お金の心配をそれほどしなくて良いということは心の負担が軽減されることにもつながります。
借金まみれのわが国において、ただでさえも医療費を抑えなければ保険制度が崩壊してしまうとも言われる中で性別適合手術を保険適用対象にして頂くのは恐縮ですが、
戸籍の性別変更のためには性別適合手術を受けていることが必須要件である中、経済的な事情で手術も性別変更も断念して苦しんでいる仲間もいることを思うと、
どうかお認め下さいと頭を下げるしかございません。
厚生労働省の皆様、ご英断をお願い致します。
そして当事者ではない国民の皆様も、ご理解とご賛同を頂けましたら幸いです。
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