昨日は、青山学院大学卒業の社会保険労務士の団体である「青学社労士会」様の研修を担当させて頂きました。
タイトルは毎度おなじみ『知っておきたいLGBT問題と多様性社会」。
LGBTとは何か、どのような問題が起きているのか、どのように対応してゆくべきか、
そしてどのように差別や偏見のない多様性社会を構築して行くのかという事を、
様々な判例や行政や企業の対応等を通じてお話しさせて頂きました。
今回の研修を準備する中で、これまでの私の考え方が変化したりと大きな収穫を得ることが出来ました。
少し前に話題となった、とんねるずの石橋貴明さんが生み出した『保毛尾田保毛男』問題。
とんねるずは青春時代の象徴で昔から大好きだし、
高校生の頃からこのキャラクターで爆笑していたし、
個人的には目くじら立てなくてもいいのになぁというような印象だったのですが、
ある人にこう言われて考えが変わりました。
「大人はべつにいいんだよ。でも、子供は違うよ。
大人がゲイを笑いのネタにしているのを見れば、子供たちもそうなってしまう。
子供たちを、差別や偏見の被害者にも加害者にもしてしまうんだよ」
目からウロコが落ちました。
そうか。
自分が嫌だからということではなく、子供たちのために、セクシャルマイノリティを揶揄やからかいのネタにする行為に対して声を上げなければならないのだ。
だって、体の不自由な人々を笑いのネタにすることは許されないし、私だって許さない。
それなのに、セクシャルマイノリティを笑いにするのは許されるなんておかしい。
考えが大きく変わりました。
以前あるトランスジェンダーにこのようなことを言われました。
「花蓮さん、ニューハーフというのは職業なんです。自分の事をニューハーフと言うのはやめてもらえませんか?
花蓮さん達がそういうことを言うと、世間の人はそれでいいのだと思って私たちのことをニューハーフと呼ぶし、同じように面白おかしく振舞うことを求められてしまうんです」
その時はピンとこなかったけれど、ようやく府に落ちました。
ニューハーフというとテレビでも面白おかしく取り上げられ、
例えばはるな愛さんもあんなに可愛らしいのに怒ると男の声で怒って笑いを取るというようなことを演出上求められてしまう。
実際はそんなことないのに。
昨日も研修の後そのまま香和に出演だったのですが、
ご挨拶周りをしているとある女性のグループが写真を一緒に撮りたいと声をかけてきて応じたところ、
「はいチーズ」という掛け声と共に私の胸をつかんだのです。
初めて会った方です。
女性同士とはいえ、初めて会った相手の胸を断りもなくつかみますか?
ニューハーフに対してはそうしてよいのだという刷り込みですよね。
こういうことはよくあるし、後ろから勝手にお尻を触ってくる人というのもざらです。
(女性であれば、ちゃんと許可を求めてくれれば全然いいんですよ╰(*´︶`*)╯♡)
私達がマスメディアで、そうしても良いのだ、笑いに変えてくれるのだという印象を与えることを許してきてしまった影響です。
勿論その場で腕をひねり上げて(笑)、
優しく丁寧に、こういうことは失礼なことであり、ニューハーフ相手であっても許されないのだということを伝えました。
自分が不快だからというだけではなく、私達全体のため、子供達のためです。
勿論そういう教養や思いやりのない人間はごく一部かも知れませんし、
ニューハーフというのは、、皆心が広くエンターテイナーなのでd( ̄  ̄)、どんなに教養や品性や思いやりのない人の言動に対してもそれを上手く笑いに変えて場を盛り上げられるのですがd( ̄  ̄)、
でも、これからはしっかりと声を上げて、ニューハーフを含め、セクシャルマイノリティを笑いの対象にしてよいわけがないということを伝えて行きたいと思います。
私はニューハーフという言葉に愛着と誇りを持っています。
自分が男性だったということを認識しながらも、自分らしく強く美しく生きる。
だからこれからもニューハーフと名乗るけれど。
でも、トランスジェンダー皆をそう呼ぶものではないということ、
ニューハーフやセクシャルマイノリティは揶揄や からかいの対象ではないのだということはしっかりと伝えて行きます。
自分のためではなく、子供達を差別や偏見の加害者にも被害者のもしないために。
少し話がずれてしまったかもしれませんが・・・
なにはともあれ、ご依頼下さったM先生・S先生、そして熱心に御聴講下さった青学社労士会の皆様、誠にありがとうございました。
母校に錦を飾れてとても嬉しかったです\(//∇//)\
さぁ今夜も香和。
台風迫る中、行って参りますッ☆★☆
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