遂に成立してしまった稀代の悪法・共謀罪（テロ等組織犯罪処罰法）。
権力に歯向かう市民を一網打尽に出来る強力な武器を手にした国家権力が
どのように暴走してゆくのか。
この目でしっかりと見届けてやるわ。
法案に賛成した自民・公明・維新・こころ・7名の無所属議員に投票している皆さんは、
間接的にではあるけれども自分がこの法案成立に加担したのだという事を忘れないで欲しい。
別にそれが悪いことではなく、もしかしたら平和な日本の構築に貢献したということになるのかもしれない。
稀代の悪法だというのはあくまでも私の意見に過ぎないのだから。
間違っているのかもしれないのだから。
実は先日、公明党所属の新宿区議会議員・有馬俊郎先生という方が突然事務所を訪ねてきて下さったの。
都議選に出馬する古城まさおさんへの投票依頼だった。
(真摯にご対応下さった有馬先生に敬意を表し、古城さんのチラシと共に。
ニコニコと理論的にお話しをされる、とっても素敵な区議会議員さんでした(´∀｀=))
自公政権組には絶対に投票しませんと面と向かって言う私に、
国政と区政は関係ないということを丁寧にお話して下さったり、
なぜ自公政権に反対するのかを聞かせて欲しいとおっしゃって、
真摯に私の話に耳を傾けてくださった。
お茶を飲みながらたっぷり1時間(笑)
有馬先生は、私に不快な思いをさせないよう気配りして下さりながら
私の考えとはとは相反する持論をお聞かせ下さり、
その中でこんなことを仰った。
「PKO法案も世論の大反対の中で成立したが、今では国民の支持も得て世界の平和構築・復興に役立っている。
同じように、今回のテロ等組織犯罪処罰法もいつの日か、あの時この法律をつくっておいて良かったという日がやってくるかも知れない。
それは歴史が証明するんです」
・・・そうですね。
私はこの法律によって政府に批判的な市民の監視・弾圧・処罰が進み、
密告・冤罪オンパレードの暗黒社会が到来すると思う。
私も勿論その対象。
でも、もしかしたらそれは杞憂に終わり、
恐ろしい犯罪を未然に防げたり、
これから先もずっとこれまで通り表現の自由が尊重されて、堂々と政権批判も出来るし大々的な反政府デモも行えているのかもしれない。
それは今の時点では誰も分からない。
そう。
それは歴史が証明してくれるのだ。
5年後10年後の私に聞きたい。
その後、どぉよ？
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