先日、母校である青山学院大学にて行われたシンポジウム
『みんな輝く・・・一人一人が違うって素晴らしい!』
へと足を運んで参りました。
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(ご立派❤︎)

私も多様性社会の構築についてなど講演させて頂いておりますので、
アンテナをビンビンにおっ立てての突撃です。
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(懐かしの、イチョウの並木道❤︎)

先陣を切って登壇された岸田ひろ実さんのお話にいきなりアッパーカットをくらいました。

岸田さんは、
長男がダウン症児として生まれ、
数年後には御主人が亡くなり、
さらに数年後にはご自身が下半身麻痺となって車椅子人生を歩み始め…。

現在は長女が設立した会社でユニバーサルデザインやユニバーサルマナーについての講師としてご活躍中という、非常にエキサイティングな経歴をお持ちのスーパーウーマンでいらっしゃいます。

長男が生まれた時、
本人には
“普通の子”に産んであげられなくて申し訳ない、
夫やご家族には
“普通の子”を産んであげられなくて申し訳ない、
そんな気持ちで一杯になってしまっていたそうです。

それでも。
成長して行くお子様を目の当たりにしているうちに、
普通でなくても良い、皆と同じになる必要はないと。
人と違っていても、皆の中で笑顔でいられることが大切なのだと考えるようになったそうです。

下半身麻痺となり、それまで当たり前に出来たことが何も出来なくなった時には、
死にたい、明日は死のうと毎日思っていたそうです。

それでも。
車椅子で社会に飛び出すうちに、
“110cmの高さ”からしか見えないものがある事を知り、
その事を世の中の“普通の”人達に伝える活動を始めたのです。

それは、
歩けなくても出来る仕事 ではなく、
歩けないから出来る仕事。

障害はハンデ・マイナス・不幸ではなく、価値でありプラスであり、強み。
今が人生で一番幸せだと、女神さまのように輝く笑顔で岸田さんはおっしゃいました。

なんて美しい人なのだろう。
心から圧倒されました。

LGBTという言葉が盛んに飛び交い、支援や理解の輪を広めようという世の中の流れがあり、
それは悪いことではないのだけれど、ありがたいことなのだけれど、
私はずっと違和感を抱いているの。

だって私達LGBTなんて、五体満足なんだもの(もちろん障害も抱えるLGBTだっているけれど)。
歩ける、走れる、見えるし聞こえる。

LGBTの人権問題の前に・・・言い過ぎかしらね、LGBTの人権問題と同じように、
体の不自由な方々への支援や理解の輪を広めていかなければいけないわよね。

物理的なインフラ整備をして、心のおメメもクリアにして。

更に考えると、LGBTや体の障害というだけではなくて、
私が気づいていないだけで・知らないだけで、
差別される痛みや、不便や不都合を抱えている人々が沢山いるのよね、きっと。

知らず知らずの内に私が差別してしまっていたり、傷つけてしまっている人々がいるのかもしれない。

完全には難しいかもしれないけれど、
そういった、社会から取りこぼされている人たちをなるべく救い上げらる国を・世界を築いてゆけたら素敵だと思う。

今回のシンポジウムでも、産後に苦しむママの問題を取り上げていて、
子供の産めない私は全く知らずにいたことで、目からウロコがポロポロ落ちちゃった。

「産んだらラクになる」という言葉は気休めにすぎません 
という、NPO法人マドレボニータ代表・吉岡マコさんのお言葉は斬新でした。

子宮や産道が傷つき子宮からの出血が一ヶ月も続き、
骨盤や股関節がゆるんで上手く歩けなかったり、
尿漏れや乳房トラブルに見舞われる上に、

社会と切り離された孤独感を味わい、
そして恐ろしいことに、そういった体や心の苦しみを一番そばにいる夫に理解してもらえないという絶望((((;゚Д゚)))))))

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(たまに会って可愛い可愛いってするのとはワケが違うものね…(-。-;)

赤ちゃんに恵まれた幸せなママっていうだけじゃない女性たちもたくさんいるのね・・・

勿論皆がそうだというわけではないだろうし、
出産前に出産後のサポート環境やリハビリについてしっかり考えて準備をしておけばそういった事態を避けられたり軽減させられるわけで、
マコさんは産前・産後のヘルスケアプログラムの開発・研究・普及に尽力しているいらっしゃるということです。
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(先輩ママが後輩ママをボランティアでお助けするシステムなんかもあるようで楽しそう!☆)

おぉ~*・゜゚・*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)'・*:.。. .。.:*・゜゚・*

参加できて本当に良かった
母校でこのような素晴らしいシンポジウムが開催されたことを誇りに思います。

お声がけ下さったのは、卒業生先輩であり・車椅子を駆使して社会保険労務士・行政書士としてご活躍されていらっしゃる千葉サトシ先生。
誠にありがとうございましたm(__)m

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(学食でバカデカイ油淋鶏定食をガツ食いよ|( ̄3 ̄)|)

そしてその日、そのまま香和に出演で。
土曜日だからね、朝までパーリナイなわけですよ。

さんざん飲ませて下さる豪華なお客様の御来店によりベロッベロとなり、
アフターで訪れたお寿司屋さんでは、44歳にもなって店員さんに何度も注意されるという体たらく・・・

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(あぁ美味しぃ…生海苔のお味噌汁…♡
香和仲間の恵馬・明日香と癒しのスリーショットよん(≧∇≦))

「お客様。楽しく御歓談されるのは宜しいのですが、奇声を発するのだけはおやめ頂けますか?」

奇声を発する⁉︎
社会派ニューハーフのこの私が⁉︎
フフフ、そんなバカな❤︎

酔いが醒めてから映像を確認した所、ちゃんと発しておりましたT^T

この話にはオチがあって・・・

何度も注意に来たその店員さんね、私、前にお説教をしたことがある子だったの。
あまりも無愛想でつまらなそうに仕事してるからサ、呼びつけてこう言ってやったの。

「あのね、接客業なんだから。お客様には笑顔で接するのよ!もぉッ‼︎ 分かったの⁉︎(*`へ´*)」

あれから3週間。
彼は言いつけを守って、しっかりと笑顔で私に注意しておりました。

…は、恥ずかしいーーーーーッ(T ^ T)

まぁでも。
昼は高尚なシンポジウムで社会を思い、夜は奇声を発して店員さんに注意をされる・・・
このふり幅が私の最大の強みなのではないでしょうか。

岸田さんと一緒で、私も、今が一番幸せと胸を張って言える人生を送れております。
みなさまのおかげです。
いつもどうもありがとう。

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