遂に、というかやはり閣議決定しやがったわね、
特定秘密保護法案。

目も見えない、耳も聞こえない人は話すことが難しい。

今権力者がやろうとしていることは、話すことが出来ない国民を作ること。
でも、奴らよりも恐ろしいのがメディアが余りにも大人しいと言う事。
あんたたち、一体何のために存在しているの?!
東京新聞が孤軍奮闘していても、この法案を潰すうねりは生み出せない。
メディアが大騒ぎしないと国民は気付けない。
NHKの最高意思決定機関である経営委員会もますます安倍カラーが強くなっているのも恐ろしい事。
中立的な立場での報道ではなく、権力側の顔色を伺った報道が増えることになってしまう。

考えれば考えるほど気分は沈んで行くけれど、まだ間に合うわ!!
可能性は低いけれど、国会での廃案を目指すべし!!

そもそも奴ら、アメリカに押し付けられた憲法だから変えろ変えろと騒いでいるくせに、
アメリカの圧力でこの悪法を成立させようとしたり日本版国家安全保障会議とやらを発足させようとしたり
・・矛盾だらけ。

やめろやめろ、そんなもの!!
なんでそんなに戦争したがるの?
なんでそんなに秘密を持ちたがるの?

この悪法に抗議声明を発表した日本ペンクラブの専務理事でもある作家の吉岡忍さんがいい事言ってる。

「ゼロは無理でも、秘密は少なければ少ないほど、社会は自由になれる。そういう国家、社会を目指すべきだ」

うむうむ。
そして、この前眠れなくて何気なく手に取って読み返してた 中山美穂様の「なぜなら やさしいまちが あったから」というエッセイにも素敵な言葉が載ってたわ。
彼女は結婚・出産を機にフランスで暮らしているんだけど、
フランス=おしゃれというイメージが定着しているけれど、いつまでも人生を謳歌するために、フランスでは変化や政治に対し真剣になることのほうが重要なんですって。デモが日常の風景で、不都合も生じるけれど、人々はそれを自然に受け止める。素晴らしいわ!!
そういえば、私がパリを訪れたときも消防隊員のデモが行われてた。

うむうむうむ!日本だと、美容やファッションには物凄く研究熱心で外見は美しくしようとするのに、知識や教養を身に付けて中身も美しくすることに目を向けない人がどれほどいるかしら。
政治に関心を寄せることやデモに参加するのは一部の特殊な人だみたいに捉えたり。

いやよ、そんなの。
そうなのよね、人生を謳歌するためには政治に真剣に向き合わなくっちゃ。
国家権力に邪魔されずに、見て・聞いて・考えて・話すことの出来る社会を築かなくては人生を謳歌することは出来ない。
安倍、あんたたちの好き勝手になんかさせないんだからね!!ふんッ!!