奉行ワンポイント講座Vol.64のダウンロードが開始されました。
奉行EXPRESSはまだ来ていませんが、一足先にワンポイント講座について見ておきます。
内容はワンポイント講座を見ればわかるので、ここでは利用者の視点からいくつか解説しておきます。
1.法定調書・給与支払報告書の電子申告について
[法定調書奉行 i シリーズ]
法定調書の支払調書や給与支払報告書は、提出先が比較的多く、
電子申告に変えた時の効率化のメリットが、法人税や住民税よりも大きい
と思われます。1年に1回だけですけど。
従業員が多かったり、市町村がバラバラだったりすると、結構手間かかりますよね。
それに1月は償却資産申告書も出さなきゃいけなくて、時間も限られてます。
もし、給与奉行を使っているけど、法定調書奉行はお使いでない方は
この時期だけとはいえ、法定調書奉行の導入を検討してはいかがでしょうか。
あなたが倒れたら、ほかに誰もできないというような仕事の仕方は
企業としてリスク対策に問題がありますね。
(当然、自分のことは横に置いておきますけどね。 )
2.元帳の条件設定と印刷イメージ[勘定奉行 i シリーズ]
勘定奉行で元帳印刷をするとき、条件指定の項目がいろいろあります。
これって意外とそのままやっている方が多いようで、ここを変えたら何が変わるのか、
ということが分かりづらいこともあり、今回のワンポイント講座では条件設定との
印刷イメージでの関連を詳細に説明しており、とても分かりやすいと思います!!
元帳は欲しいものが印字されないという方、もしかしたらできるのに知らないだけかも??
21シリーズと同じように印刷したいという方向けにも解説されています。
3.[税区分一括変更]メニューのご紹介[勘定奉行 i シリーズ]
i シリーズ Ver 1.62 から追加された機能です。
従来、課税売上にのみ対応した課税仕入「課税売上分課税仕入」として処理していたが、
課税売上と非課税売上に共通した課税仕入「共通売上分課税仕入」に変更したいというとき、
一括で変更することができるという機能です。
確かにこういう機能は非常に便利だし、ニーズも多いと思いますが、
その利用には慎重な運用を期待します。
だれでも自由に、過去にさかのぼってこういった一括変更ができるような環境を作る場合
だれがその確認をして、責任を取るのか、よく考えておいたほうがよろしいでしょうね。
でも、便利です!
4.単価登録の種類
[商蔵奉行21シリーズ・商蔵奉行 i シリーズ]
単価登録の部分は、21シリーズから、i シリーズになって、特に大きく変わった部分の
一つでしょう。
(1)21シリーズ
単価登録は、商品登録における単価のほかに、得意先別単価登録という機能があります。
得意先ごとに販売単価が異なる場合には、有効です。
(2) i シリーズ
i シリーズになって、得意先別単価、仕入先別単価、期間単価、およびその組み合わせ、
得意先別期間単価、仕入先別期間単価の登録ができるようになりました。
これにより、キャンペーンなどで一時的に価格を変更するような場合に対応できます。
また、その優先順位なども忘れずに確認しましょう。
SPシステムに搭載されている単価区分別単価や数量別単価を使うと
さらに細かい設定が可能で、箱の時とバラの時の単価を別々に管理することが可能となります。
数量別単価では、ロットで変わる単価の管理が可能です。
使いこなせば、21シリーズでは対応できなかったケースにもだいぶ対応できるようになったはずです。
5.「奉行ワンポイント講座 特別号〈償却資産税申告〉」のご紹介
償却資産申告も1月に負荷のかかる仕事の一つですね。
こちらも普段から償却奉行で管理しておけば、1月は申告データを作るだけ。
もちろんそんな単純な話ばかりではありませんが、やはり業務の分散化は
必要です。
その辺にお悩みをお持ちの方は、一度ご相談ください。
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弊社では、商蔵奉行を中心とした販売管理システムと在庫管理のアドバイスを
行なっています。なかなか自社だけではうまく解決できないという経営者の方は
一度ご相談ください。
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依田(石井)公認会計士税理士事務所 /株式会社 フシ総合研究所
担当: IT経営支援室 古屋
メール:shop@fushi.jp
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