勘定奉行 i と 勘定奉行 V ERP に対応した自社の管理会計資料に合わせ、
勘定奉行と連動して、自動的に資料を作成できるツールをご紹介します。
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株式会社ダロスシステムの、「E-テン」というソフトです。
ダロスシステムは、OBCの開発パートナーさんで、弊社でもユーザーさん向けの商蔵奉行のカスタマイズを
依頼させて頂いたこともありますし、OBCの開発パートナーとしては、長年の実績があるそうです。
◆ 目的
管理会計とは、自社の経営状態を管理するための会計をいい、会計ソフトのデータから、
自社が管理を必要とする区分にまとめなおしたり、集計単位を部門や事業部ごとに集計します。
経営会議等に使用するために、会計処理をまず終わらせて、その次はその資料作りに何日・・・
という話もよくお聞きしました。
これに対して、税務署の提出や商法・金融商品取引法上の会計を、“制度会計”と呼びます。
このE-テンは管理会計用の帳票を自動的に作れるツールなのですが、管理会計用の資料は、
会社ごとに管理したい項目・集約の仕方・集計単位などが異なるため、なかなか会計ソフトで
そこまで会社ごとのニーズに合わせた資料を作るのは難しかったのです。ニーズに応じて、
カスタマイズするといった方法で対応するか、会計ソフトの集計を元に、Excelで自社の必要とする
形式に作り直す方法がありますが、概して、後者によって作成しているケースが多かったようです。
このE-テンはExcelの柔軟さを残しつつ、以下に効率的に管理会計用の資料を作るか、にテーマがあります。
◆ 処理フロー
◆ 視点
OBCにも、管理会計オプション
というオプションソフトがあります。
このオプションも、E-テンも出来ることとできないことがありますし、
自社にとって、使いやすいか、上手く適合するか?という点をよく検討して、
ご利用頂ければと思います。
いずれにしても、自社の管理会計の必要性や重要度、どんな情報が必要何か、
といったことを、改めて検討する良い機会なのではないでしょうか?
お悩みの方がいらっしゃいましたら、一度弊社までご相談下さい。