OBC奉行シリーズが、 Windows Server 2008 Foundationに正式対応! | 依田会計IT室長によるOBC奉行活用術

依田会計IT室長によるOBC奉行活用術

OBC商蔵奉行を中心とした奉行シリーズの最新情報や活用方法を紹介しつつ、中小中堅企業の経営とITの融合を目指してみたり、みなかったり。。。

以下のようなニュースリリースが発表されました。
業務ソリューションベンダー大手 株式会社オービックビジネスコンサルタント(代表取締役社長:和田成史/本社東京都新宿区:東証1部 登録銘柄コード4733:以下OBC)は、財務会計システム「勘定奉行」をはじめとする「奉行シリーズ」が、「Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 Foundation」に正式対応したことを発表いたします。

中小企業向けのシステム刷新に最適な「Microsoft Windows Server 2008 Foundation」
「Windows Server(R) 2008 Foundation」は、15ユーザー以下の小規模ネットワーク環境に特化した低価格サーバープラットフォームです。OBCでは、「奉行シリーズ」が「Windows Server 2008 Foundation」において問題なく動作することを保証し、中小企業のネットワーク化を支援いたします。
「奉行シリーズ」が「Windows Server(R) 2008 Foundation」に対応することで、ネットワーク対応「奉行シリーズ」の導入提案モデルの選択肢が増え、中小企業のIT普及と業務効率化を支援していきます。

(以下略)


Windows Server(R) 2008 Foundationを良く知らなかったのですが、15ユーザー以下の小規模ネットワーク環境に特化した低価格サーバーとの事。Webで見てみると、確かにこのOSを搭載した低価格サーバーが各社から出ているようです。

奉行シリーズではLANPACKを導入する際、どうしてもサーバーを導入する必要があるのですが、専任システム担当者のいない中小企業ではサーバーの導入は結構ハードルが高いですね。それをフォローしてくれるだけの業者を探すのもなかなか大変です。今回のこのFundationというグレードが管理を楽にしてくれるものなのであれば、中小企業にもLANPACKを導入しやすくなるのかもしれません。

実際、商蔵奉行のように販売管理システムでは、複数ユーザーで同時に入力したいというニーズはかなり小さい会社でも実際ありますからね。
勘定奉行や給与奉行では逆にある程度の規模になっていても、スタンドアロンで済んでしまう会社が多いので、どちらかというと商蔵奉行で使いたいということになるのでしょう。


(7/13追記)

Windows Server 2008 Foundationのサイト
http://www.microsoft.com/japan/windowsserver2008/foundation/default.mspx

15ユーザーまではCALが含まれているため、確かに中小企業にとっては使い勝手の良い形態ですね。