【イベント図】東京オリンピック開催決定日と開会式当日 東京オリンピックを読む#2 | 【マンデン占星術】YOD 星読み研究室

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 四季図や新月図・会合図などを読み解き、考察しています。
 願望や思い入れは込めず、たんたんと読む事を心がけています。

 ▼オリンピックを読む ホロスコープ一覧

 

東京でオリンピックが開催される事が決まった日は2013年9月7日、場所はアルゼンチン ブエノスアイレスのヒルトンホテルでした。今回のような事がなければきっと知ることもなかったと思います。

 

改めてホロスコープを読んでみると、困難な配置が多くあり納得、という感想でした。

とはいえ、事象が起こった後のホロスコープを読むと大凡同じように思ってしまう不思議。

早速イベント図を読んでみましょう。

 

2020年東京五輪開催決定/2013.09.07 5:20頃
※時差を考慮して時間を設定しています※

1ハウスに魚座海王星と魚座キロンが在室

◆今から思えばコロナ禍(疫病)を暗示

2013年の時点でこの海王星を疫病と考える占星術師の方がどれほどいたでしょうか。今だから言える事だと思います。注意深く読んでみますと、どちらの天体も逆行中でキロンは山羊座冥王星/蠍座土星とタイトにアスペクトを形成しています。冥王星も逆行中で徹底的な変容を促す事を暗示しています。

 

さらに、オーブを緩めに取ると5ハウス蟹座木星とカイトを形成します。

魚座キロン/蠍座土星/蟹座木星で水のグランドトライン。これは情感や共感力が無限に強化される配置です。そこへ山羊座冥王星と蟹座木星の緊張が実務化を促すという構図になりますが、個人的には関わっている天体が強すぎる印象がありました。

 

キロンは犠牲・傷、土星は抑制・試練、そして木星がしんどい気持ちを無限に広げていくイメージです。そこへ11ハウスの山羊座冥王星が働きかけるのです。山羊座冥王星は「個人レベルでは抗えない様な大きな権力」を表します。政府や国家、大企業などです。11ハウス在室していますので、友好国など海外の組織、と読めると思います。

 

 

続いて開会式のホロスコープを見てみましょう。

 

東京五輪開会式/2021.07.23 20:00

アングルが火と風のエレメントで構成されている

◆存在や達成を広く拡散、開会式のセレモニーに相応しいムード

ここしばらくのイベント図では水や地のエレメントの方が存在感が強かったのですが、開会式のイベント図ではDsc獅子座とMC射手座と火のエレメントになっています。

Dscは外交、MCは政府をそれぞれ表しますから、国の思惑としては「隣国や同盟国へ向けて、開会式を劇場的にアピールし、さらに世界の国々へ理想的なオリンピックの達成を広く伝たい」という所かな、と思いました。

 

◆天体の偏りから国民と政府・メディアの乖離が伺える

パーソナルプラネットの中で、太陽/水星/金星/火星は右半分に滞在しているのに対し、月だけは左半分にあります。またソーシャルプラネット、トランスサタニアンも左半分に滞在しています。ここから見える事は、政府やメディア・世間のムードは他者=国外を向いているのに対し、国民の多数は「身の回りに問題や課題が多すぎて、自分の事で精一杯」という状態です。

 

蟹座水星/山羊座月/魚座海王星でメディエーション

◆内輪的な盛り上がりに国民からは厳しい意見だが

蟹座の水星は身近な人への共感から話を膨らめる傾向が強く、客観的な思考は得意ではありません。ここでの水星はメディアの事でしょうから、必要以上に御涙頂戴話に持って行こうとしたり、(最近でもニュースになりましたが)お友達人事的な人達が仲間内だけで盛り上がるような、外から見るちょっとシラけてしまうようなイメージがあります。

それに対して山羊座月は12ハウス近くで冥王星とコンジャンクション。海王星ともパータイルなセクスタイルですから、コロナ禍の煽りをもろに受けていると読めます。

 

ですが、逆行中の魚座海王星は水星/月をメディエーションで結んでいます。海王星は夢や芸術も意味しますから、開会式のセレモニーが人々にひと時でも、夢を見せてくれるのかもしれませんね。

 

2つのイベント図と日本始原図を合わせて読んでみる

どちらもAsc水瓶座/Dsc獅子座

このアングルは日本の始原図とも共通しています。さらに度数も近く、コンジャンクションしてるともいえます。(アングルは正確な座標と時間が必要なので断定的にコンジャンクションとはしないでおきます)これは何やら暗示的ですね。2013年に開催が決まった事も、コロナ禍で1年延期された事も運命的なものを感じずにはいられません。

 

◆自ずとオリンピックは日本の在り方を問うものになる

始原図には水瓶座月・Asc/蠍座金星/獅子座DscのTスクエアがあります。これは「漫然とした苦手意識がある反面、文化には強い憧れがあり積極的に取り入れていく。そして自分なりにアレンジして変えてゆく」という日本人が海外に対する関わり方やイメージを表していると考えているのですが、ここに開会式当日の獅子座火星が25°でDscとコンジャンションになります。同じTスクエアですが、火星が加わることで、外へ出す・実行する力が加わります。前回の記事で獅子座25°のサビアンシンボルは

「虹」恩恵を受取り、自身の使命をはっきりと自覚するとされている度数です。

と書きました。始原図とのトランジット図は日本全体にとって重要な事と読み取れますので、開会式をきっかけに、多くの日本人がより積極的に海外へ目を向け、何らかの行動を起こすようになるのかもしれませんね。

 

◆経済は突然の大ダメージを受ける

東京オリンピック開催が決定した日を始原図として、開会式当日のホロスコープを重ねると、2ハウスで牡羊座天王星がキロンとコンジャンクションになっています。しかも天王星は山羊座冥王星とスクエアですから「徹底的な崩壊が突然やって来る」事を意味します。いずれも重い天体ですから影響はすでに顕在化していて、コロナ禍に伴う規模の縮小や無観客試合の事を指していると読むべきでしょう。

 

ホロスコープから読む「日本にとってのオリンピックとは?」

◆1ハウスに逆行中の魚座海王星が在室
コロナ禍での開催とも読めるのですが、1ハウスに在室している意味を考えると、夢や幻想というイメージがしっくりときました。逆行中ですので、希望に満ち溢れたものではなく現実逃避的なイメージです。
 
◆魚座木星が1ハウスへ在室
木星は1ハウスに入室する時は、大きなターニングポイントを意味します。逆行中のためオリンピック終了後すぐ12ハウスへ戻る事も加味すると、東京オリンピックは日本にとって大きなステップアップのきっかけとなる事を示唆していると読み取れます。
 
◆置き去り感が強いかもしれないけれど、国民にとっても大切なイベント
3つのホロスコープのアングルが共通している、ということは始原図の水瓶座月が上昇星となります。あれこれ振り回されている印象ですが、これまでを思い返してみると世論からの批判を受けて関係者が辞任したり、突然の無観客試合が決定されたりと、けっこう民意を意識しての対応も多かったのでは?という印象です。
 
そしてトランジットの獅子座火星/乙女座金星がオポジションを、魚座木星はコンジャンクションを形成します。(サインの境目なので奇しくも4つのエレメント全てが揃います。)月と火星のオポジションは目標に向かって突き進む力、月と金星のオポジションは強い社交性を表します。この外に向かう力を木星が楽天的に増幅してゆく関係です。
(ここまで書いておいて、私も実感はできていないのですが…)開会式が何か良い変化のきっかけを作ってくれるのでは?と読み取れました。
 
 
余談ですが、ブルーインパルスの演習飛行を見ました。
碧い空に真っ白な軌跡がとても美しかったです。
そして何より、運よく見れた事に心がウキウキしました。
良い変化のきっかけのきっかけとなりますよう。