こんばんは、西村芳子です。

一日一個 この子の良いところを見つける。

ある日、書き込み式のカレンダーに書き込んでいくことに決めたんです。

「単純な事でも良いから」と、思いながら書き続けてきました。



「笑顔が可愛い」

「連絡帳、きれいに書けたね」 
とか

得意な事は 特に多く書くようにしました。


そして、1ヶ月後の夕食の時に発表しました。

カレンダーを持って

「発表しま~す!」って。

え!! 何? って顔。

ちょっと怖々。

そして、発表・・・一個づつ 表情をみながら・・


でも、あまり喜んだ顔でもなく、どちらかと言うと無表情。

あれ? あれ? 喜ばないやん(+_+)

最後に「毎日、良いところいっぱい。凄いね。」と言って

本人見たら~

本人は「・・・・」。

普通の表情で
「ふぅ~ん」 だけ。

え? ふぅ~ん って。

それだけ? 

嬉しくないん?


私の頭の中は「???」。

でも、よく考えて気づいたのが、この子の変化じゃなく

私自身が、良いところを探そうと、この子を見てる。

見ようとしてることだと、そして、この子を叱ることが

少しずつ少なくなってきた事に気づきました。


その日、学校から帰ってきて、いつも通りに連絡帳を見てみると

そこには、担任の先生から・・

「今日、朝学校の仲良しタイムの時に、30個も朝、お母さんに褒められた」


「カレンダーで!!」 


このカレンダーとは何ですか?

ニコニコ顔で話しをしてくれました。
と 書いてありました。

「言ってるやん!ニコニコしてたんやー」 

なんだか、こころがホッコリ安心した気分になれました。

今も、ほとんど毎日、書き込んでいます。

最近は、自分が見て、私が催促されるぐらいです(笑)

「魔法のカレンダー」は子供にだけだなく

私自身がホッコリできる「ありがとうカレンダー」だと、思います。

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