Al Jazeeraの英語の記事「Tauran: Christians under attack」の冒頭と最後の部分を翻訳しました。感想をいただければ幸いです。 ただし、今回のアラビア語からの翻訳だと思われる英文の質はよくないと思う。私が訳した最後のパラグラフは特にそう思います。

AJの記事のURL:http://www.aljazeera.com/programmes/talktojazeera/2012/03/201231705416701698.html

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Tauran: Christians under attack
タウラン:キリスト教徒は攻撃にさらされている
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イスラム世界との関係に責任のあるバチカンの高官が、キリスト教徒が中東から逃亡する理由を説明

バチカンによると、イラクのキリスト教徒の半分以上が2003年の米国主導の侵攻以来国を離れている。正月にはエジプトの教会で爆弾が爆発し少なくても20人が死亡。2011年のクリスマスにはナイジェリアで教会が爆破され35人が亡くなっている。

ここ最近東と西、ムスリムとキリスト教徒とのあいだの痛ましい出来事の大見出しに事欠くことはない。中東でのキリスト教徒への攻撃を憂慮して、バチカンはタウラン枢機卿を話し合いと接触のためナイジェリアに派遣すると発表した。

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「中東のキリスト教徒にとって大きい誘惑は自国を離れることだと考えている。もしキリスト教徒が中東を離れたら悲劇だと思う。それはまず第一に、キリスト教徒は(今まで)常に中東にいたのに、生まれた土地から離れようとしているからだ。すべての聖なる場所は博物館となるだろうし、そうなったら破滅的状況だ。キリスト教徒がいわゆる反対派のターゲットになっているのは否定出来ない。私は中東に長年いるが、ムスリムがマジョリティを占める国々ではキリスト教徒は二等市民だと感じてきた」
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