幼いころ、体が弱かった。
物事つく頃には風邪ばかりひいて、車に乗れば酔い、すぐにおなかを壊した。
朝がよわく、なんとか幼稚園に通っていたけど、内弁慶で物怖じせずに言いたい事が言えないので、
よくお漏らしをしていた。
今にして思えば最近はやりのhspというやつだったし、５人に１人のhspのなかのさらに３０％しかいないhssというものだった。
繊細なのに、時に大胆。
それゆえに才能を開花させる人もいるけれど、
私の場合、晩成型なのか(笑)いまだに花が咲いていないよう。
それとも。
もう実はこれが花でしたって、小さな小さな花が
もう咲いたあとなのかもしれない。
hspさんは主に自分に目を向けて生きている。
いわゆる内向的というやつだ。
しかし、hssは外向的なので主に周りに目を向けて生きている。
共感力があるゆえに周りに優しくしたいと思う。
けれども、もともと過敏過ぎるから疲れやすいのに、自分の事だけでなく、周りの事もなんのとかしたいと頑張り過ぎたりするので、
言葉を発するのも出来ないくらいにすぐダウンする。
もっともっと困るのは、ダウンする前に疲れから認知の歪みが起こる。
いつもなら周りの人の気持ちなどが言われなくてもよくわかるのに、
アンテナが上手く機能しないので勝手に頑張り過ぎたりする。
ダウンするとそんな自分が情けなくて嫌になって自己嫌悪に襲われる。
だから、最近は、ほんとうに必要なことかどうか考えて、必要でないことはしないで、休める時に休もうと努力している。