助産師さん座談会妊娠〜子育ての悩みQ&A

9月13日は助産師の三宅はつえ先生による『座談会妊娠〜子育ての悩みQ&A』でした

見学者の方もたくさん来てくださいました

座談会ということで、アットホームな雰囲気で会はスタート

始まりは三宅先生の自己紹介を兼ねた経歴からおはなししていただきました。

なんと

初めは助産師志望ではなかった

産婦人科に配属になったときはずいぶん悩まれたそうです。しかし、今や行政の母子支援事業やテレビドラマの監修、大学や専門学校での講義など活動は多岐に渡るスーパー助産師さん

先生からは

個人的な質問でもなんでも、みんなでシェアしていけたらいいかな

と言ってくださったので、いろいろな質問がでて、おはなしもとても広がりました

Q. 会陰切開しないで済むにはどうすればいいですか？

逆に、しなくていいように何かケアしてますか？と聞くとほとんどの方が何もしていないそうです。会陰は年齢が若い方が柔らかく戻りも早い。昔の人は普段の生活の中ですごく歩いていたので、自然に柔らかくなっていたけれど、現在は歩くことが少なくなってしまったので、出産前にはオイルマッサージをして会陰のコンディションを調えてあげると良いそうです。

そして、自分のおまたをチェックしてみてください。女性は自身のものがどうなっているのかを解っていない方が多いので、自分の体は自分でケアしあげましょうとのことでした。

Q. 2人とも妊娠初期に出血があったので、体質ということはありますか？

3人続いたら体質とも言えるけれど、2人だと偶然が重なっただけかもしれないのでなんとも言えないそうです。

Q. 卵子や精子の寿命や衰退について教えてください。

卵子は胎児の時に出来ているので自分の年齢➕1歳と考えられる。女性の出産適齢期は15〜20代前半と先生は考えているそうです。40代の出産の確率は９%前後

出産を考えるなら早ければ早い方が良いということでした。

精子は3日毎に新しく精製されるため、50代60代になっても子孫を残すことができます。しかし、最近ではまれに男性にも更年期障害があることがわかってきていて、精子の運動率の低下や奇形率の上昇などがあるようです。

Q. 思春期の子供に対する接し方について教えてください。

女の子は早い子で10歳くらいから初潮を迎える。そんなお子さんに見せてあげたい本

「ティーンズ・ボディーブック」

「ポップコーン天使」

を紹介していただきました。マンガなっているので子供でも楽しく学ぶことができるそうです。