暑い。
梅雨明け前から暑かったけど、梅雨が明けたら夏が本気を出して来ましたね。
連日の真夏日、そして猛暑日。
カンカン照りだと思ったら急に黒雲がわいて、雷と豪雨
夏め、本気だな。しかもヤル気。
そんな中、7/27は劇団四季のディズニーミュージカルでマチソワして来ました。
マチネが『美女と野獣』(BB)、ソワレが『アラジン』です。
7/26付けの記事にも書きましたが、今、この二つの作品には、私と母の推し俳優さんたちが出演中です。
BBにはグヨルさん(金久烈さん)と五所真理子ちゃん、アラジンには渡邉寿宏くんと牧野公昭さんと成田蔵人くん。
5人にお手紙と差し入れを用意して、大荷物で出かけました。
アグラバーの3人の分は、舞浜に向かう前に乗り換え駅の新木場でコインロッカーに入れました。
舞浜→汐留の移動は初めてでしたが、Yahoo!の乗り換え案内アプリで調べたら、舞浜→新木場で東京メトロ有楽町線に乗り換え→月島で都営大江戸線に乗り換え→汐留で、36分くらいで行けることが判明。実際、新木場でも月島でも乗り換えの改札どうしが近い&わかりやすくて、足の悪い母が一緒でもスムーズに移動できました。
BBの終演時間が15時過ぎでアラジンの開演が17時半なので、時間的にも余裕がありました。でも、マチネがアラジンでソワレがBBだったら、ちょっとギリギリかも。アラジンの土曜マチネは15時50分頃終わってBBは17時開演だから、乗り換えがスムーズにいかなかったり、早く歩けなかったりするとアウトだよねー
さて、我らが推し俳優さんたちは、猛暑にも負けず夏の太陽のごとく舞台で輝いてました
まずはBB。
キャストボード。↓
席はチケパトで拾ったCブロック(センターブロック)の4列。
母は私の斜め後ろの席(Cブロック5列。この席もチケパトで拾いました)に座りました。いつも母と並びの席なので、ちょっと寂しかったです。上演中はもちろんしゃべらないけど、お互いに「笑ってるな」とか「泣いてるな」とか反応を感じるのが好きなのです。
グヨルさんのガストンは、チャーミングながらナルシストっぷりが上がって来たようです。
『変わり者ベル』のあとのベルとの場面で、「あきれるほどいい男だ」とそっくり返るガストン。そっくり返りすぎてバランスを崩して、「おっとっと」となってました。これはたぶん、芝居。セリフの言い方が以前よりナルシスト感が上がっていて、本当に自分にうっとりしているようでした。でもよろけるほどそっくり返っちゃって、やっぱりおバカさんだわ
そして、ちょくちょく自分の束ねた髪を触ります。ナルシストさんて、自分の体(特に髪の毛)を触るのが好きなんですよね。
『ひとりよがり』の前のシリィちゃんたちに泣きつかれる場面では、以前は耳をほったり指先で歯を掃除してたりしてたけど、近くに鏡でもあるのかな、髪を整えたり襟元を直したりしてから、耳をちょっとほってました。ここでもナルシスト発揮。
ベルに振られたあと、腕立て伏せをして「1,000回」とごまかすところも、両腕で力こぶポーズをとったあとゆっくりと腕を降ろして、「オレってカッコいい✨」と言いたげな表情
グヨルさんは所作が綺麗だから、ナルシストな仕草をするとより"自分にうっとり"感が増します。
今回の席はセンターに近い席だったから、ガストンナンバーのグヨルさんの華麗なダンスもよく見えました なんだかいつにもましてノリノリで、ずっとご機嫌な笑顔でたまに「フゥ」とか「ハッ」とか小さく声を上げてました。『ライオンキング』のハイエナダンスで雄叫びを上げて踊っていたグヨルさんを思い出しちゃった。ステキ
五所真理子ちゃんのベルは、ヤンチャ娘っぷりがますます上がってました。
コッグスワースに自己紹介されると、好奇心いっぱいのキラキラお目目になって、不思議な時計さんに触ろうと手を伸ばしてぐいぐい近付いてました。雲田コグ、たじたじと両手でガードしながら後退りしてました。
五所ちゃんはダンスも得意な女優さんだから、BOGのベルは本当に楽しそうにお城のみんなと踊っています。ベルがターンをするたびにスカートの裾も楽しそうに舞い上がって、スカートも踊っているみたいです
飯田達郎くんのビーストは、感情表現がとても不器用でもどかしいです ベルへの愛を感じるようになってからは、ベルを大切に思うばかりにますます不器用に。
母は、「じれったくて手伝ってあげたくなる」と言っていました
周りの人に求めて奪うばかりだったビーストが、相手に"与える"ことをおぼえたけれど、どうしたらいいかわからなくて戸惑っているのが、達郎くんの芝居からよくわかります。
達郎くんって演技派だよね。今までやって来た役も、芝居で心を動かされました。ビーストも素晴らしい BBのキャッチコピー「人は、愛で生まれ変わる」というのを体現しています。
そういえば、達郎ビーストはベルに「どうしてあなたはそんなにいばっているの」と言われた時、「どうして、って…」のあとの「夕食に来てほしいからだ!」の言い方が他のビーストと違います。チラッとポット夫人たちのほうを見てからベルだけに小声で「夕食にきてほしいからだ」と言います。他のビーストは駄々っ子丸出しだけど、達郎ビーストはポット夫人たちへの見栄があるのね。「私に恥をかかせるな」とあせってるみたいでかわいいです初めて達郎くんのこの芝居を観た時は、なかなか斬新な芝居だなと感心しました。駄々っ子でイライラして怒鳴るビーストが多かったので。
雲田隆弘さんのコッグスワースは、モリースがお城に入って来た時、気づかれないように踏ん張るのですが、口をきゅっと結んで眉を寄せて、すごくしょっぱい顔をしています。そんな顔してたら余計にバレそう
大木智貴さんは、片方の眉毛だけをはねあげる表情をよくするんですねー。ちょっとキザなルミエールらしい表情
でっかいルフゥ、安田楓汰さん。
子犬のようにガストンにつきまとう小さいルフゥ・山本道くんとは、ガストンにくっついているニュアンスが微妙に違うような気がします。ガストンの子分でいることに、大人の計算(処世術とでも言いましょうか)がほんの少し混じっているような。そういう意味ではアニメや旧演出のルフゥに近いのかな。もちろん、ガストンが大好きなことは間違いないのでしょうが。
今回の赤のシリィちゃんは岩井千秋さんでした。
6月の末に『ガンバ』の潮路をやっている岩井さんを観ていたのに、1幕では岩井さんだって気付きませんでした 当たり前だけど雰囲気が全然違う〜
潮路は熱い心を胸に秘めた芯のしっかりした女性だけど、シリィちゃんはガストンのことしか頭にないキャピキャピ娘。さすが女優さん、しっかり演じ分けています。
カテコでは、ガストンとベルのぬいぐるみを抱えて、グヨルさんと五所ちゃんに一生懸命手を振りました。2人とも気付いてくれたみたいで、ニッコリ会釈をいただきました ありがたや。
ああ、また無駄に長くなってしまいました
『アラジン』の感想は、また後ほど。
今日も舞浜の魔法のお城に行きます