【9/9 23:05 追記しました】ラム・タム・タガー(=^x^=) | 猫はミュージカルの夢を見るか

猫はミュージカルの夢を見るか

猫と劇団四季が大好きなオバサンの、猫との日々と観劇日記。
愛猫は2022.2.8にお空に還ってしまいました。
観劇日記はサボリ気味です…。
2023年春から、バラを育て始めました。

ラム・タム・タガーはミュージカル『キャッツ』に登場する雄猫です。

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↑これは大嶺巧さんかな?
雌猫にモテモテのプレイボーイ猫。「気が向く時しか気が向かぬ」で「縛られないのが生き方」な超マイペースでワガママな猫。
私の大好きなグヨル(金久烈)さんも、2013年の静岡公演と2014年の福岡公演でタガーを演じました。

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大阪公演のプロモビデオの冒頭のこのタガーもグヨルさん。

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札幌公演のプロモでもこの映像を使っていましたニコ
(グヨルさんは札幌公演には出なかったけど)
余談ですが、この映像にいるタンブルブルータスは、母の一番のご贔屓・松永隆志くんです。

私が初めて『キャッツ』を観た頃(1986年東京2演/南新宿)は、今やミュージカル界の大御所である山口祐一郎さんがタガーを演じていました。
最近、山口祐一郎さんファンのブロ友さんのところで、山口さんのタガーについて盛り上がっているのを見て、ふと、今までタガーを演じてた俳優さんたちのことを思い出しました。
初めて『キャッツ』に出会ってから31年、色々なタガーを観たわ〜猫


というわけで、私が観たことのあるタガー役者さんを書き出してみました。

沢木順さん(一番最初に観たタガー)
山口祐一郎さん
芥川英司(鈴木綜馬)さん
八巻大さん
栗原英雄さん
下村尊則(下村青)さん
芝清道さん
荒川務さん
福井晶一さん
田邊真也さん
キムスンラ(金森勝)さん
阿久津陽一郎さん
金田俊秀(キムジュンヒョン)さん
武藤寛さん
李涛さん
飯田達郎さん
金久烈(キムグヨル)さん
大嶺巧さん
西尾健治さん
上川一哉さん

…20人かあ。
本当にたくさんの人が演じてきたのね。83年の初演の頃は市村正親さんもタガーをやってらっしゃったとか。
そして、今は四季にいない人もたくさん
パンを盗んで19年も服役した男になった人が二人もいますね。

タガーは最初はプレスリー風の衣装の白猫でしたが、1997年の福岡公演でのリニューアルでミック・ジャガー風の豹柄のある黒猫になりました。芝さんと荒川さんは白タガーも黒タガーも観たなあ。懐かしい。

私はタガーにはあまりときめかないのですが、山口タガーとスンラタガーには目を♡にしてました。そして、もちろんグヨルタガーにもラブ
山口タガーはハンサムだし、体も動作もでっかくてとにかく目を引かれました。明るく堂々とした歌声も好きでしたニコ
スンラタガーは確信犯なプレイボーイ。自分がモテるのをよく知ってて、雌猫の心を乱すのを楽しんでいるちょっとエロいタガーでしたラブラブ
グヨルタガーはヤンチャ坊主。雄猫にも人気がありそうで、ガキ大将のようなタガーでした。そして長い手足でバリバリ踊っちゃうラブ
そういえば、福井タガーも雄猫にもモテそうでしたが、男気があって兄貴分として頼られていそうなタガーでした。

荒川タガーと阿久津タガーはカッコいいというよりおもしろタガーでしたニコ 「黙ったまんまで大騒ぎ」という歌詞がピッタリ。
二人とも客席を盛り上げるのが大好きなタガーで、カテコの最後のいわゆる"タガー締め"がとっても楽しかったですニコ
荒川さんは今演じている『リトルマーメイド』のスカットルやセバスチャンでもサービス精神がうかがえますね。
そして、今はジーニーで『アラジン』のカテコを締めている阿久津さん。私も母もその姿にタガーの姿が重なって、思わずクスッと笑ってしまいますウシシ
ところで荒川タガーは他のタガーとメイクが微妙に違っていた気がするんですが…なんだか線が他のタガーより多かったような…気のせい?

五反田公演と横浜公演で、母は何度か田邊タガーに遊んでもらいました。
田邊タガーってば、なぜか母の隣の席のお嬢さんをさらっていくことが多かったんです。で、お嬢さんを席に戻す時に、お嬢さんの席に座っちゃって、隣の母を構う…ということが何回かありました。肩に腕をまわされてじっと見つめられたりして、母が羨ましかったです。
母は五反田では荒川タガーにもよく構われてました。
ある日の公演。2幕の冒頭の猫たちが再び舞台に戻って来るところで、ジェリクルギャラリー(セットの中に組み込まれた2階席)でオペラグラスで舞台の上のタンブルを観ていた母の背後から忍び寄り、オペラグラスを取り上げた荒川タガー。そしてそのオペラグラスで客席を見回して、つまらなそうに母に返してくれました。
膝の上のハンカチを取り上げられて、汗をふきふきされたこともあります。
母の年齢では絶対に連れ去りはないけど、いい思いをして羨ましいービックリマーク

Sさん(敢えて名前をイニシャルにします)のタガーだけは苦手でした。もともとSさんが好きではない(歌っている時の口元が下品で苦手汗)うえに、Sさんタガーは悪ノリし過ぎだし腰の振り方が下品で、私も母も眉をしかめながら観ていました。
Sさん、のちにマンカストラップになりましたが、マンカスは悪ノリしないで(マンカスだから当然かあせる)大人キャラでわりと好きでした。


五反田公演と横浜公演で500回以上観てしまった『キャッツ』ですが、今やってる大阪公演はまだ6回(遠征は4回)しか観てません。
大阪では新キャストさんがたくさんデビューしていて、気になる人も多いんだけど、五反田・横浜の頃のキャストさんがあまり出なくなったのが寂しくてぐすん
五反田・横浜の猫屋敷は、とっても楽しかったです。思えば、劇場に足繁く(週に何回もとか汗)通うようになったのもあの頃からだし、グヨルさんをはじめ、私も母も大好きな役者さんが増えて、キャスト目当てで観に行くようになったのもあの頃からでした。
来年、東京に帰って来る『キャッツ』。
大井町は地元の駅からりんかい線1本で10分くらいで行けるけど、五反田や横浜ほど通うかは、キャスト次第だなあ。

(画像はすべて公式サイトから拝借)


【9/9 23:05 追記】
そういえば、川崎麻世さんのタガーも観たことありましたビックリマーク
テレビで斉藤由貴の不倫騒動ニュース観ていて思い出したわあせる