<今週の値動きの見方>
11月16日週の日経225(週足)の終値は、前週比570円安の21,680円。高値22,324円、安値21,485円。

3週ぶりの下落。週足は、上下に短いヒゲのある中小陰線。

上昇パターンの理想形(上から、現値、13週線、26週線の順)が崩れた状況(13週線、26週線、現値の順)が続行。


 



週初11日のわずかな上昇の翌12日には窓を空けて400円を超える急落。12日の終値は22,000円を割り込み、安値は21,500円を割り込む状況。

 

13日以降、週末16日までは狭い範囲での上げ下げで、14日の高値21,990円と13日の安値21,485円の間でのもちあいの動きに終始。

 

目標値20,796円や押しのメド38.2%押し20,787円が未達成のままに残っているものの、ほぼ達成の見方も可。

 

この先、もう1段下落する可能性もあるものの、10月2日の高値24,448円と10月26日の安値20,972円との間での三角もちあいの形でトライアングル波(中勢a、b、c、d、e波)が進行する可能性も。

 

上昇パターンの理想形(上から、現値、25日線、75日線、200日線の順)が崩れた状況が続き、上から、75日線、200日線、25日線、現値の順が続行。


<終値基準の波動カウントおよびトレンドラインの見方>

大勢(月足)は、'16年6月の終値15,576円から始まった大勢第3波(中長期上昇トレンド)が、'18年9月の終値24,120円で終了し、大勢第4波が進行中。

中勢(週足)は、10月26日週の終値21,285円から始まった中勢b波が
進行中。

小勢(日足)は、11月8日の終値22,487円から始まった
小勢b波が進行中の可能性。

<SAR値による日経225の相場の転換判断の見方>
11月16日に売り相場に転換。本日、現値がSAR値を下回る値幅が713円に。明営業日に概ねこの幅を超える上昇があって初めて買い相場に転換する状況。

<騰落レシオ(25日)の見方>
9月26日の136%まで上昇して反転したあと、3段下げで、11月1日に71%をつけたところで切り返し、本日、86%に。
(警戒ゾーンの下限:120%、底値ゾーンの上限:70%)
https://nikkei225jp.com/data/touraku.php