<今週の値動きの見方>
11月9日週の日経225(週足)の終値は、前週比6円高の22,250円。高値22,583円、安値21,866円。

2週連続の上昇。週足は、長い上ヒゲと短い下ヒゲのある小陽線。幾分、下落を暗示。

上昇パターンの理想形(上から、現値、13週線、26週線の順)が崩れた状況(13週線、26週線、現値の順)が続行。

 



週初5日から7日まで、徐々に高値を上げながらも、終値で25日線や200日線を超えることができず。

8日に400円超の上昇で、25日線22,365円や200日線22,382円を超えたものの、週末9日には再びその下に沈む結果に。

目標値20,796円や押しのメド38.2%押し20,787円が未達成のままに残っており、この先、もう1段、下落する可能性にも要警戒。

上昇パターンの理想形(上から、現値、25日線、75日線、200日線の順)が崩れた状況が続き、上から、75日線、200日線、25日線、現値の順に。


<終値基準の波動カウントおよびトレンドラインの見方>

大勢(月足)は、'16年6月の終値15,576円から始まった大勢第3波(中長期上昇トレンド)が、'18年9月の終値24,120円で終了。大勢第4波が進行中。

中勢(週足)は、'18年3月23日週の終値20,618円から始まった中勢第5波が'18年9月28日週の終値24,120円で終了。大勢第4波の下で中勢第1波が10月26日週の終値21,285円で終り、中勢第2波が進行中または終了の可能性。

小勢(日足)は、'18年8月13日の終値21,857円から始まった小勢e波が、10月2日の終値24,271円で終了。中勢第2波の下で小勢第5波が進行中、または終了の可能性。

<SAR値による日経225の相場の転換判断の見方>
11月2日に買い相場に転換。本日、現値がSAR値を上回る値幅が553円に。明営業日に概ねこの幅を超える下落があって初めて売り相場に転換する状況。

<騰落レシオ(25日)の見方>
9月26日の136%まで上昇して反転したあと、3段下げで、11月1日に71%をつけたところで切り返し、本日、83%に。
(警戒ゾーンの下限:120%、底値ゾーンの上限:70%)
https://nikkei225jp.com/data/touraku.php