4月24日週 の日経225(週足)は、前週比367円高の20,020円で引けま した。始値 19,501 円、 高値20,252円、 安値19,474円。

1週ぶりの上昇です。日経225の週足は、ごく短い下ヒゲと長めの上ヒゲのある中陽 線となりました。足形が「抱き線」となって、上昇を暗示していますが、長めの上ヒゲが上値の重さを暗示しています。

日経225週足15.4.24

nikkei225hiasi1500424

週初、152円安の19,501円で始まり、25日移動平均線を割り込みましたが、終値は18円安となって25日移動平均線を上回り、下値の堅さを示しました。

翌日から2連騰を見せて4月10日の高値20,006円を終値で上抜き、終値で20,134円をつけ、週末前日には15年ぶりの高値となる20,252円をつけたものの陰線をひき、週末には下落し、かろうじて20,000円を20円だけ上回る状況となりました。

4月10日の高値20,006円を終値で上抜きましたので、目標値20,479円が発生しました。

終値基準 の波動カ ウントおよびトレンドラインについては、大勢第1波(長期上昇トレンド相当)の中の中勢第5波(中期上昇 トレンド相当)の中で、10月17日の終値 14,533円から始まった小勢e波(短期上昇トレンド相当)が4 月23日の終値20,188円で終わり、あわせて中勢第5波や大勢 (月足)第1波も終わった可能性があると見ます。

もう一つの見方としては、もう一度高値を更新して終わるというもので、高値としては20,500円あたりが考えられます。

日経225の相場の転換を示すSAR値については、4月20日に売り相場に転換 したものの、4月22日には買い相場に転換して、 本日、現値がSAR値を上回る値幅 が397円から253円になり、明営業日に253円を超える下落があってはじめて売り相場に転換 する状況です。

騰落レシオ(25日)は、2月26日に141% をつけたところで反転したあと、2段下げで4月1日に96%をつけ、そこで切り返しましたが、4月8日の113%で反転し、本日は 97% をつけました。3段目の下げが始まっていて、4月20日に94%をつけましたが、そこから少し切り返しています。上げ下げしながら3段目の下げが進むと見ます。
 http://www.opticast.co.jp/cgi-bin/tm/chart.cgi?code=0188&yy=1

なお、4月24日 (金)の日経225(日足)は、前日比233円安の 20,020円。
始値20,142円、 高値20,142円、安値20,014円。

3営業日ぶりの下落です。日経225の日足は、ごく短い下ヒゲのある中陰線とな りました。