本日6月23日の日経225は、277円安の9,550円で引けました。


9,696円で窓を空けて安く寄り付き、わずかに上げて高値9,712円をつけたあと、前場終盤にかけての3段下げで安値9,511円をつけ、大引けにかけてもみあいながら下げ幅をすこし縮めて終えました。


株価変動の法則を究める-nikkei225nichuasi090623

3営業日ぶりの下落です。日経225の日足は、ごく短い上ヒゲと短い下ヒゲのある中陰線となりました。どちらかといえば上昇を暗示しています。


悲観的予測 「6月18日の安値9,650円を目指す。」に沿った動きとなり、これを終値で達成しました。


この先、上に空いた窓を埋めることなく下に向かう可能性が高い、との予想に沿った動きとなりました。アイランド・リバーサル(離れ小島)が6営業日続いています。


6月18日の安値9,650円を終値で下抜いたため、目標値9,582円が発生し、即日、達成されました。また、6月4日の安値9,654円も終値で下抜いたため、目標値9,563円が発生し、これも即日、達成されました。


今日、2空めの窓が空きました。この先、3空目の窓が空けば、行き過ぎ感が台頭して、いったん切り返す動きになると見られます。


株価変動の法則を究める-nikkei225hiasi090623

騰落レシオ(25日)は、15%下がって117%となり、底値ゾーン上限70%を47%上回り、警戒ゾーン下限120%を3%下回りました。2段下げの形となりました。

相場の転換を示すSAR値は、売り相場にあって、次営業日に買い相場に転換するのに必要な上昇幅が132円増えて442円になりました。


終値基準の波動解析結果は、小勢(日足)については、次のとおりです。


6月12日の終値10,136円で楽観的カウントの第1-5-5波(悲観的カウントの第4-5-5波)が終わって、すなわち第1波(悲観的カウントの第4波)が終わって、楽観的カウントの第2-1波(悲観的カウントの第5-1波)が始まり、進行中と見ています。


次営業日の動きについての予測は、以下のとおりです。


・楽観的予測
 2空目の窓(上限9,763円、下限9,712円)の窓埋め開始を目指す。


・悲観的予測
 5月28日の安値9,353円を目指す。


なお、本日の外部環境と、寄り付き前外国証券経由注文などは、次の通りです。

外部環境(昨営業日)    
  NYダウ                          -201ドル (8,339ドル)
  ナスダック                         -61ドル (1,766ドル)
  CME日経225先物(大証比)             -230円 (9,600円)
  VIX指数(警戒域20-30、恐慌域30以上)     +3.18 (31.17)


寄り付き前外国証券経由注文            2営業日連続の売り越し