本日6月22日の日経225は、40円高の9,826円で引けました。


9,788円で2円高く寄り付き、50円幅程度でもみあってマイナスとプラスを行きかい、前場終盤に安値9,763円をつけましたが、後場中盤にかけての3段上げで高値9,873円をつけ、大引けにかけての3段下げで上げ幅を縮めて終えました。


株価変動の法則を究める-nikkei225nichuasi090622

2営業日連続の上昇です。日経225の日足は、ごく短い下ひげと短い上ヒゲのある小陽線となりました。気迷いとどちららかといえば下落を暗示しています。


楽観的予測 「6月17日の高値9,846円上抜きを目指す。」に沿った動きとなり、ザラ場ではこれを達成しましたが、9,900円に近づくと上値の重い展開となりました。


6月12日と15日の日足が、左右の窓に挟まれて、アイランド・リバーサル(離れ小島)を形成しており、それが5営業日続いています。


6月18日の下落で下落基調が明確になったと見られ、この先、上に空いた窓を埋めることなく下に向かう可能性が高いと予想されます。


株価変動の法則を究める-nikkei225hiasi090622

騰落レシオ(25日)は、12%上がって132%となり、底値ゾーン上限70%を62%上回り、警戒ゾーン下限120%をも12%上回りました。2点天井の形で120%まで下げていましたが、一気にまた上昇しました。


相場の転換を示すSAR値は、売り相場にあって、次営業日に買い相場に転換するのに必要な上昇幅が39円減って310円になりました。


終値基準の波動解析結果は、小勢(日足)については、次のとおりです。


6月12日の終値10,136円が楽観的カウントの第1-5-5波の終点、すなわち第1波の終点(悲観的カウントの第4-5-5波の終点、すなわち第4波の終点)であった可能性が高いと見ています。


次営業日の動きについての予測は、以下のとおりです。


・楽観的予測
 上に空いた窓(上限10,030円、下限9,942円)の窓埋め開始を目指す。


・悲観的予測
 6月18日の安値9,650円を目指す。


なお、本日の外部環境と、寄り付き前外国証券経由注文などは、次の通りです。

外部環境(昨営業日)    
  NYダウ                          -16ル (8,540ドル)
  ナスダック                         +20ドル (1,827ドル)
  CME日経225先物(大証比)             +60円 (9,830円)
  VIX指数(警戒域20-30、恐慌域30以上)    -2.04 (27.99)


寄り付き前外国証券経由注文            2営業日ぶりの売り越し