本日6月19日の日経225は、83円高の9,786円で引けました。
9,758円で小高く寄り付き、前場序盤に高値9,823円をつけ、後場序盤にかけての3段下げで安値9,704円をつけましたが、大引けにかけての3段上げで寄り値をすこしだけ上回って終えました。
2営業日ぶりの上昇です。日経225の日足は、上下に短いヒゲのある小陽線となりました。気迷いを暗示しています。
楽観的予測 「6月17日の高値9,846円上抜きを目指す。」に沿った動きとなりましたが、23円及びませんでした。
昨日6月18日の下落で下落基調が明確になったと見られ、この先、上に空いた窓を埋めることなく下に向かう可能性が高いと予想されます。
騰落レシオ(25日)は、9%下がって120%となり、底値ゾーン上限70%を50%上回り、警戒ゾーン下限120%と同じになりました。
2点天井の形で下げたあと、ここ2日続けて戻していましたが、予想のとおり、6月8日の139%を上抜くことなく、6月16日の121%を下抜きました。
相場の転換を示すSAR値は、売り相場にあって、次営業日に買い相場に転換するのに必要な上昇幅が73円減って349円になりました。
終値基準の波動解析結果は、小勢(日足)については、前営業日と同じです。
次営業日の動きについての予測は、以下のとおりです。
・楽観的予測
6月17日の高値9,846円上抜きを目指す。
・悲観的予測
6月18日の安値9,650円、ないし6月4日の安値9,654円下抜きを目指す。
なお、本日の外部環境と、寄り付き前外国証券経由注文などは、次の通りです。
外部環境(昨営業日)
NYダウ +58ドル (8,556ドル)
ナスダック -0ドル (1,808ドル)
CME日経225先物(大証比) +25円 (9,755円)
VIX指数(警戒域20-30、恐慌域30以上) -1.51 (30.03)
寄り付き前外国証券経由注文 4営業日ぶりの買い越し