本日6月17日の日経225は、88円高の9,841円で引けました。
9,706円で窓を空けて安く寄り付き、寄り値を安値にして、後場終盤にかけての3段上げで今日空けた窓を埋め、プラスに転じて高値9,846円をつけ、大引けにかけてわずかに下げて終えました。ほぼ高値引けとなりました。
3営業日ぶりの上昇です。日経225の日足は、ごく短い上ヒゲのある中陽線(ほぼ丸坊主)となりました。足組が差し込み線となり、上昇を暗示しています。
楽観的予測 「上に空いた窓(上限値10,030円、下限値9,942円)の窓埋めを目指す。」に沿った動きとなったものの、窓埋め開始までにはまだ96円残す結果となりました。
昨日発生した目標値9,708円は、今日早速、寄り付きで達成され、そこから切り返しました。
騰落レシオ(25日)は、3%上がって124%となり、底値ゾーン上限70%を54%上回り、警戒ゾーン下限120%も4%上回っています。過熱感がだいぶ収まってきましたが、まだ残っています。
騰落レシオ(25日)は2点天井の形で下げていますが、今日すこし戻しました。
相場の転換を示すSAR値は、売り相場にあって、次営業日に買い相場に転換するのに必要な上昇幅が18円減って364円になりました。
終値基準の波動解析結果は、小勢(日足)については、次のとおりです。
5月19日の終値9,290円で楽観的カウントの第1-4波(悲観的カウントの第4-4波)が終わって第1-5波(悲観的カウントの第4-5波)が始まり、6月4日から楽観的カウントの第1-5‐5波(悲観的カウントの第4-5-5波)が進行中と見ていました。
6月16日の急落で、、6月12日の終値10,136円が楽観的カウントの第1-5-5波の終点、すなわち第1波の終点(悲観的カウントの第4-5-5波の終点、すなわち第4波の終点)であった可能性が極めて高くなっています。
次営業日の動きについての予測は、以下のとおりです。
・楽観的予測
上に空いた窓(上限値10,030円、下限値9,942円)の窓埋めを目指す。
・悲観的予測
6月16日の安値9,706円下抜きを目指す。
なお、本日の外部環境と、寄り付き前外国証券経由注文は、次の通りです。
外部環境(昨営業日)
NYダウ -107ドル (8,505ドル)
ナスダック -20ドル (1,796ドル)
CME日経225先物(大証比) -115円 (9,655円)
VIX指数(警戒域20-30、恐慌域30以上) +1.87 (32.68)
寄り付き前外国証券経由注文 2営業日連続の売り越し