常陸山、生誕150周年祝うシンポジウム @水戸市立城東小学校
明治から大正期に活躍し「角聖」とたたえられる茨城県水戸市出身の第19代横綱・常陸山(本名市毛谷)の生誕150周年記念シンポジウムが出生地に近い水戸市立城東小学校で9月25日(水)午後1時から開かれた。
城東小学の児童によるダンスや「城東の史跡」「相撲」『常陸山』についての発表がなされたのちにトークセッションが開催された。
市歴史文化財課の関口慶久さんが司会を務め、その他のゲストとして県近現代史研究会の市村眞一名誉会長、同小の酒葉誠教諭、市立博物館の藤井達也学芸員が招かれた。
茨城県出身で4人目の横綱となった元・稀勢の里の二所ノ関親方は、大の里の大関昇進伝達式後に駆け付け「常陸山の生涯成績が150勝15敗22分け」と紹介されると「ちょっと考えにくいくらい強いですね。今は年間90日。当時は一番一番の重みが違うし、すごいこと。大関が6割7分、10勝5敗くらいで昇進しているので勝利9割はさらに上の上をいっている」と先輩横綱の驚異的な強さに感心しきりだった。
常陸山の得意技「泉川」(相手のかいなを両手ではさみ極める技)の披露。
小学校の先生を相手に壇上で詳しく解説し「きめてから相手の顔を見る。それがセオリー。今は照ノ富士が得意としています手を振りながら」と説明した。
講演後は観客の間を手を振り挨拶しながら、退場するなど明るく親しみやすい人柄がにじみ出ていた。
将来の相撲協会理事長を嘱望される親方が茨城出身で阿見町に部屋を構えるのは嬉しいことだ。
10月19日~11月24日まで水戸市立博物館で『常陸山谷衛門-角聖の生きた時代』展が開催される。




