第40回 マーサキルティングスタジオキルト展 @水戸市民会館2F展示室

期間 5/10(金)~5/14(火) 時間 10:00~17:00(最終日15:00)

 

 

 

 

今井雅子さんが代表を務める「マーサ・キルティング・スタジオ」の作品発表会が水戸市民会館2F展示室で開催されている。

コロナ渦のため3年ぶりの発表会となったが、新築なった水戸市民会館の展示室は天井が高く、空間も広いので力作を十分の距離で眺めることが出来た。

 

 

 

 

受講生が1年間をかけて制作した大型の作品群は驚くばかりの出来栄えだ。

一針一針の積み重ねだから、時間と根気が必要だ。

勿論、手間ばかりでなく全体を統一するデザイン感覚も重要となる。

大判の作品ばかりでなく、手ごろな大きさの作品も並んでいる。

 

 

 

 

今井さんは1978年水戸市南町に在ったファッションビル「水戸サントピア」に「マーサ・キルティング・スタジオ」開講した。それ以前からの知り合いなので50年近いお付き合いだが、いつもにこやかで元気がいい。

そのオープンな人柄が多くの生徒さんを魅了するのだろう。

同ビル8階の「サウスコア」にて受講生の作品を展示する「キルト展」を毎年開催し好評を博した。その後、県民文化センターを会場として開催することもあった。

「水戸サントピア」の閉店に伴い1980年キルティング教室兼ショップ「マーサキルティングスタジオ」を旧伊勢甚百貨店脇の橋本ビル3階に移転開業した。

その後、水戸京成百貨店の向かいの「田村ビル」2階に移転するが、2021年に田村ビル周辺の再開発計画が始まり、南町3丁目「イワマビル」1階に移転し6月10日に新装開店した。幾多の変遷を繰り返しながら開業44年を迎えるたが、展示会としては第40回の記念展となる。

 

 

作品制作に必要な布地や小物なども販売されている。

今はご子息が跡を継がれ、かなりの部分を仕切られているようだ。