照沼光治 絵画展 @水戸京成百貨店6階 アートギャラリー1
2024年4月18日(木)~4月23日(水)
1950年水戸市に生まれた照沼光治さんの絵画展。
『移りゆく自然を描く』と題し、朝もやに浮かぶ山々・夕日に萌える森など、四季折々の自然を穏やかな色合いと繊細な技法で描いている。
「アクリルスクラッチ」と呼ぶ技法で、彩色された画面を針状のモノで引っ掻いて描く。
かなり根気のいる作業を繰り返す。
完成した作品は穏やかで神秘的な雰囲気が漂う。
印象的な30余点の作品が並んでいる。
1969年に水戸一高を卒業したが、在学中は硬式野球部に属し俊足の外野手だった。
今年の春の選抜高校野球大会、水戸一高は20世紀枠で候補に挙がったが、残念ながら漏れた。お互いメールで悔しがった。
卒業後、茨城大学の美術科に進学したが、その頃から付き合いが始まった。
大学時代から既に水戸の美術界では知られた存在であった。
卒業し東京で広告デザインの仕事に就き(株)サン・アド入社、ホンダなど一流企業のデザインを担当した。1996年から画家としての個展活動を始めた。
以来、小田急新宿店・大丸東京店・京都店、‥全国各地で個展活動を行っている。
現在は相模原市に住んでいるが、地元の水戸においても「京成百貨店6階のアートギャラリー」を会場にして毎年開催されている。
開催を待ち望んでいる地元の友人が連日訪れる。
夜は交流の飲み会が毎晩行われる。
年々、テーマや画面が多様化して作品の幅が広くなっている。
今後のご活躍を期待したい。