常照禅寺の枝垂れ桜@水戸市元吉田町

 

 

 

 

水戸市元吉田町の台地の先端にある常照寺は水戸藩の2代藩主徳川光圀が元禄13(1700)年に敬峯和尚を迎え、仏日山常照禅寺として創建された。

臨済宗大徳寺派に属するが、水戸で臨済宗はここだけだろう。

中世の吉田城跡だから、土塁や空掘が残っている。

 

 

山門から中門までは一直線の階段であたかも鎌倉の禅寺のような雰囲気だ。

 

 

中門の扉の板と金具は時代を感じる。

 

 

 

 

枝垂桜が4本くらいあるが、親木からのタネ取された若木を交え、咲き競う。

花も小さいし色も淡いからソメイヨシノの様な華々しさはないが趣がある。

寺域の環境を含め、水戸で一番の枝垂れ桜の名所と思っている。

何時もご一緒した吉田光男さん亡き今は何か侘しい。

 

 

 

本堂と本堂前の四脚門の佇まいも素晴らしい。

天明6年(1786)に再建された本堂の屋根は茅葺だったが、今は銅板で覆われている。

 

 

 

 

水戸石州流何陋会が建立した「茶筅塚」

臨済宗大徳寺派なので、お茶との関連は深い。

 

 

 

常照寺池の周辺と道路が改修された。

休耕田が埋め立てられ分譲された敷地に建設中の家が沢山。

住宅団地の様相を帯びてきた。

 

本町に抜けて和菓子の「油屋老舗」に立ち寄り桜餅を食べる。

このお店で後藤清一さんの大好きだった黒羊羹を手土産にアトリエを訪ねた昔が懐かしい。

 

先代は昨年亡くなられたとのこと。

お嬢様がお婿さんを迎え、多くの種類を手作りされている。

成り手がなくて廃業するお店が多々ある中、嬉しいことだ。