「知られざる郷土の偉人・長久保赤水」@茨城新聞みと・まち・情報館

講師・長久保赤水顕彰会佐川春久会長

 

 

 

日本の地図を作った人物として、よく知られているのは伊能 忠敬(1745- 1818)で、寛政12年(1800年)から文化13年(1816年)まで、17年をかけて日本全国を測量、『大日本沿海輿地全図』を完成させ、国土の正確な姿を明らかにした。今の千葉県佐原の人で現在も屋敷が保存されており、近所に博物館もある。

今回の講演会は長久保赤水顕彰会の佐川春久会長が「伊能忠敬より42年前に茨城県高萩市赤浜に生まれた長久保赤水は測量を出来なかったが、絵図などの情報により山川道路、主な町村などの情報や距離方向などほぼ正確な絵図であり地誌であった。」と多くの資料と復刻された絵図を元に話された。

 

 

「改正日本輿地路程全図」安永8年(1779)初版発行。発行は大阪。

寸法は、84×135センチメートル。縮尺は10里(約40km)を1寸(約3cm)とし、約129万6千分の1の縮図。方位盤は12個。墨1色と6色刷りのカラー版があった。

実測による伊能図は国防上の機密であったが、赤水図は江戸時代において実用性に優れた絵図だった。

 

 

常陸の国を中心とした部分。

詳細な情報が詰まった地図であり地誌だ。

 

 

関連の図書が沢山刊行されているが『長久保赤水顕彰会創立30周年記念誌・江戸時代後期の巨星・長久保赤水』が参加者に無償で配布された。

 

 

長久保赤水の肖像(立原杏所筆)

 

 

 

 

水戸証券の1階ロビーに展示された拡大図(ビニールシートにプリント)

上で図面を確かめると、多くの情報が刻まれているかが実感する。

 

 

 

長久保赤水の業績の一端に触れることが出来た。

近年、業績が見直され手評価が高まっているとのこと。

関連図書や映画YouTubeなども沢山あるようで、見てみたい。