班目和彦 七宝展常陽史料館・アートスポット

4月1日~5月21日

 

 

 

 

水戸在住の工芸作家・班目和彦さんの七宝作品の展覧会が水戸市備前町の常陽史料館・アートスポットで4月1日~5月21日まで開催されている。

 

 

 

 

七宝(しっぽう)は、主に金属の素地にガラス質の釉を焼きつけて装飾する技法で紀元前の古代エジプトが起源とされ、シルクロードを通って中国に伝わり日本にも伝わった長い歴史があるが一般的には馴染みが少ない。

 

 

 

 

 

茨城大学の教育学部美術科でグラフィックデザインを専攻した班目和彦さんはポスターなどの作品が多かったが、後に七宝に転向した。

何故、七宝に転じたか?何に魅力を感じたのかなどを知りたいところだ。

七宝の技法は独自で習得し、試行錯誤を重ねたらしい。

 

ともかく、班目さんの作品は絵画で工芸品とは思えない。

七宝の色と輝きを組み合わせる想像しないような画面が現れるのが楽しいのかもしれない。

釉薬同士が混じり合ってしまいがちな七宝作品だが、小さなパーツに丁寧な作業を施し、それらを組み合わせて構成した作品は明るく楽しい。

 

 

2015年3月に「ギャラリーしえる」で開催された「班目和彦展」で、作品の他に表紙絵やカットなどを含めた膨大なグラフィックのファイルも拝見し、真面目で几帳面な方と感じた。幾何学的構成は性格が為せるのかと理解した。

温和で楽しい方だ、会期中に再会できることを楽しみにしている。

余談であるが、トランペット奏者として活躍する班目加奈さんはお嬢さんである。