月影(水戸の六名木)

 

 

 

 

 

ご近所のTさん宅の2本の梅の古木が今を盛りと咲きそろっていた。

梅は桜の様に豪華絢爛ではないが馥郁たる香りが漂っている。

見惚れていると、ご主人が「この梅は《水戸の六名木》の一つ、月影(つきかげ)というのですが、枝も蕾も花も薄緑なのです、香りもいいですよ」。

確かに、小さい花ながら枝・蕾・花芯まで、全てが薄緑色をしている。

写真はそこまで写っていないのが残念だが、一気に「月影」のとりこになった。

 

*「影」は光を遮って光源と反対側にできるそのものの黒い像をさすように思っていたが日・月・星・灯火などの光をさす、ということも分かった。

 

 

「梅の都水戸」の偕楽園・弘道館には多くの種類の梅の木が植えられている。

偕楽園は約100品種・3000本、弘道館では約60品種・800本とのことだが、

それらの中で、色や形・香りなどが特に優れた6種類を「水戸の六名木」と呼ぶ。

白難波(しろなにわ)月影(つきかげ)虎の尾(とらのお)江南所無(こうなんしょむ)烈公梅(れっこうばい)柳川枝垂(やながわしだれ)を指すが、弘道館の本館の庭には「六名木」が揃い、名札もついているが咲く時期などが異なるから、一堂に咲きそろうことはないので確かめたことが無かった。