偕楽園が和の庭園であるのに対し、洋の庭園という位置づけで水戸市植物公園は、小吹清掃工場の予熱利用施設として1987年4月(昭和62年4月)に開園した。温室の熱帯植物や砂漠の植物と公園が複合したユニークな植物公園として
長らく水戸市民に愛されたが、2020年11月に下入野町に新たな清掃工場が稼働したのに伴い、小吹の工場は閉鎖された
植物園の温室は清掃工場の余熱を利用していたから、自前の熱源と30年以上を経過した設備の更新を含め休業することになった。
ボイラーを新設するなど工事が完了し、2021年4月にリニューアルオープンした。
テラスガーデン
ゲートを入ってオーバーブリッジを渡るとテラスガーデン。
水が流れる段状になったテラスに季節の花が植えられている。
流れは小池と中沼に注ぐが、側道の桂の並木も美しい。
新緑にはまだ早く、園内の樹木は未だ枯れ枝だ。
温室の設計は建築家の瀧光夫(1936~2016)
一般的な鉄とガラス張りの温室とは異なる、美術館のようなコンクリート造の温室で、花壇のある中庭を絡めた立体的な造りが特徴。
英国の砂岩ヨークシャーストーンを使った石組は神谷輝紀のデザイン。
ディバインゲート(神聖なる門)
カクタス室。砂漠・乾燥地を再現したような石積の中、サボテン・多肉植物・エアプランツなど。
花の滝(立体花壇)
植物館・セミナールーム
クリスマスローズ展
熱帯果樹温室・芝生園・ロックガーデン・水戸養命酒ハーブ園などもあるが、屋外は芽吹き前の季節なので花も木も少ない。
四季折々の草花が楽しめる水戸市植物公園は誠に贅沢な施設である。










