「フタカワ」に続いて「シマダ」も閉店@水戸市南町2丁目

 

 

 

 

 

水戸市南町二丁目商店街の「ショスールブティック・フタカワ」(二川靴店 1895年(明治28)創業)が今年6月30日に閉店すると発表したのに続いて、

隣の「シマダ」も同様に閉店セールの看板を掲げた。

 

スクランブル交差点に面するファッション関連の店が相次いで閉店することになった。フタカワは創業128年、シマダは戦後の洋服地の販売から始まって現当主で3代目。両店ともに水戸市南町二丁目商店街の顔として頑張っていたから、誠に残念だ。

 

新型コロナの感染拡大が始まった2020年以降、全ての業種が影響を受けた。

それに伴い、リモートワークやネットショッピングが普及し、商店街への足が遠のいた。

先行きが見通せない状況だが『コロナを理由に閉店した』とは言われたくない、との思いで営業を継続してきたのだろう。

偶々、同じ時期に『そろそろ限界、余力のあるうちに閉店』の決断に至ったようだ。

 

特に「シマダ」さんとは3代に渡る付き合いだ。

先代の島田栄一さんは青年会議所の先輩で、後に2階に「喫茶・A-1」を開業したので、南町周辺の先輩・後輩との雑談の場であった。

 

 

南町2丁目・3丁目辺りが泉町と並ぶ水戸を代表する商店街だった約30年前に『水府あきない物語―水戸南町商店街史』(平成6年(1994)年・南町2丁目商店街振興組合・230頁)が刊行された。

 

第1部         南町400年の変遷

江戸時代から戦後間もなくの頃までの歴史を郷土史家・網代茂が執筆。

第2部         「大変貌のこの20年、そしてこれから」と題して歴代組合理事長へのインタビュー。

図版・写真などを多用した楽しい読み物となっている。

 

 

昭和2年の商店名簿

南側で33店舗・北側で30店舗、合計66店が軒を連ねている。

以後も同じ程度の店舗を有していた。

 

 

常陽銀行本店前、旧ダイエーの跡地は高層マンションとなった。

(2023年2月の両店舗の前から泉町方面)。

 

 

スクランブル交差点から旧黒羽町方面・2023年2月