玄武洞公園@兵庫県豊岡市赤石1362
「三爺の旅・丹後半島1周」其の⑫
国の天然記念物「玄武洞」。
160万年前の火山活動で流れ出したマグマが、冷えて固まる時に作り出した規則正しいきれいな割れ目(節理)が顕著で切り出しやすかったこともあり、これを人々が採掘し、その採掘跡が洞窟として残ったのが玄武洞。
「玄武」とは古代中国の神話で天の四方の方角を司る霊獣(別名、天之四霊・四獣・四象)の一つで、東の青龍 ・南の朱雀 ・西の白虎 ・北の玄武を指す 。
「玄武」は脚の長い亀に蛇が巻き付いた形であらわされる。
*火成岩の1種、英語名 basaltの「玄武岩」の日本語訳は、玄武洞にちなんで小藤文次郎が1884年(明治17年)に命名した。
ここで切り出された玄武岩は周辺地域で漬物石や石材として使用され、城崎温泉の大谿川護岸や豊岡の石積み、出石城の石垣などで見ることができる。
「青龍洞」
マグマが冷却した状態により割れ目(節理)の状況は異なる。
玄武洞に隣接する、青龍洞、白虎洞、南朱雀洞、北朱雀洞の洞窟が玄武洞公園として整備されている。
白虎洞
玄武洞に隣接する、青龍洞、白虎洞、南朱雀洞、北朱雀洞の洞窟が玄武洞公園として整備されている。
*大正15年(1931年)には、京都大学の松山基範博士が、玄武洞の石の磁性の方向が、今と反対の南を向くことを発見し、地球科学の新しい扉を開いた。
この件に関して、令和2(2020)年、千葉県市原市田淵にある地層は、一番新しい地磁気逆転の記録が世界で最もよく残っているとして、約77万4千年前から12万9千年前までの時代がラテン語で「千葉の時代」を意味する「チバニアン」と呼ばれることになった。









