伊根浦舟屋群@京都府与謝郡伊根町
「三爺の旅・丹後半島1周」其の⑨
伊根浦舟屋群
伊根湾は、外海との出入り口に浮かぶ青島が、天然の防波堤の役割を果たしている。
そのため、絶好の漁場として、古くから漁師街として栄えてきた。
そんな伊根湾には、今もおよそ230軒もの舟屋が建ち並んでいる。
海に面した1階部分が漁船のガレージ2階部分が物置や居住空間となっている伝統家屋。
その景観は、「伊根浦舟屋群」として、国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されている。
伊根湾めぐり遊覧船で、海上から伊根の舟屋を観賞する以外に方法はない。
カモメの餌が乗船場で売られている。
餌を目当てに、沢山のカモメが飛来する。
遊覧船の音声テープと乗組員の解説が同時に流れてくる。
全ての機能は海を主体、消防車でなく消防艇が使用されている。
造り酒屋「向井酒造」の蔵も在り、日本一海に近い酒蔵。
舟屋の多くは民宿として使われ、舟屋の機能はない。
漁船の大型化で波止場に係留されている。
湾内に幾つかの筏がみられるが、何れも養殖用の筏。
ブリ、マダイ、岩ガキなど、捕る漁業から育てる漁業に転換。
日本海とはいえ、天然物の漁獲量は減少している。
山が海に迫っている地形だから、道路を挟んで山側に1軒、海側に1軒しか家がない街並み。
しかし、生活感(生きている・使われている)を感じられる家並みが続いている。
国の重要伝統的建造物群保存地区として、動態保存がなされている努力は素晴らしいことだ。










