『さくらー日本の美―』藤井正夫

1976(昭和51)年 ジャパン・オブ・グラフィック社刊

 

 

 

写真集『さくらー日本の美―』(1976)と藤井正夫さん

「グラフィカ」写真展会場(常陽芸文センター・2022年3月23日)

この写真集は自分でも所持しておらず、思わず興奮。

仲間たちと興味津々にページをめくった。

 

1976(昭和51)年にジャパン・オブ・グラフィック社(水戸市南町3-4-5)から藤井正夫撮影の写真集『さくらー日本の美―』が刊行された。

縦37㎝×横26.5㎝・140頁の大判の写真集。

限定500部で定価12000円は当時として破格な出版だった。

 

 

北は松前城から南は磯庭園まで、全国50か所に及ぶ撮影に5か年を要した。

新幹線があまり整備されていない旧国鉄の時代、移動にも時間を要した。

花の時期に合わずに無駄骨だったことも度々。

映したネガは5000枚に及ぶ。

 

 

 

 

 

 

 

勿論、地元の弘道館も。

 

 

 

 

 

 

 

 

大地震に遭う前の熊本城も。

 

 

巻末の「日本人と桜」と題する、永瀬嘉平(1940年東京都生まれ、93年毎日新聞社を退社後はナチュラリスト、エッセイストとして活躍。)のエッセイも味わい深い。

 

 

奥付に出版当時の心情とプロフィール。

この後も桜に関する著書が多数出版され「さくら」の藤井と言われた。