「世界の書籍展」と今井田勲

茨城・水戸展2022年3月2日~3月6日

@リリーアリーナMITO(青柳公園市民体育館)

 

 

 

水戸市水府町のリリーアリーナMITO(青柳公園市民体育館)において「世界の書籍展」(3月2日~3月6日 10:00~20:00)が開催されている。

創価学会の水戸展実行委員会が主催する巡回展の茨城・水戸展。

 

 

ルネサンス期の『プラトン全集』など古今東西の貴重本をはじめ、知の宝石と言われる“豆本”や、ユゴー、ゲーテ、シェイクスピア、ヘレンケラー、ナイチンゲールなど文豪・偉人の初版本や直筆などの関連物品を含め約300点が展示されている。

文書館・博物館のコレクションに匹敵する古今東西の稀覯本。

書名と名前は知っているが、読んだことがない書物ばかりで正に「猫に小判」これまでの不勉強を恥じるほかない。

機会をとらえて少しは読んでみるか!のきっかけにはなった。

 

 

身近に感じたのは豆本の蒐集家として知られる今井田勲(1915~1989の豆本コレクション約100冊と「蔵書票」の展示。

 

文化出版の編集者・出版局長として『装苑』に関わり『ハイファッション』『ミセス』『季刊誌・銀花』を創刊した。

女性誌の四種の神器と呼ばれる皇室記事・ゴシップ記事・セックス記事・実用記事を一切扱わなかったにも拘らず成功を収めた。

特に『季刊誌・銀花』は生活文化誌として、書物や工芸の分野の特集が話題を呼んだ。

「蔵書票」の紹介と普及に尽力し、特集も何度か組まれた。

今展の展示では作家に依頼した「今井田蔵書票」が展示されてあった。

 

*その影響で蔵書票を自刻し友人たちと交換する遊び事もやった。

*『銀花』《1号 (1970.春)-161号 (2010.春)》は10号辺りから買い始め100号くらいまで揃えたが、ほとんどを古書屋に売却、今ではいくらも残っていない。

工芸作家の展示などを主とした「銀花ギャラリー」にも度々足を運んだ。

等々のことに関した当時の友人達を思い出した。

 

 

ペリーが来航した際、幕府に献上した超大判博物図鑑『アメリカの鳥』(オーデュポン作の特別復刻版)

この作品だけは撮影可能。

背景に会場が写っているが、このような企画が体育館を会場として開催され以外に他の場所が無かったのだろうか?

宗教団体が主催と云うことなのだろうが、“もったいない”と感じた。