ほしいも神社 @堀出(ほりで)神社境内(ひたちなか市阿字ヶ浦178)

 

 

 

近年「干し芋」が大人気で、味も価格も高級な「お菓子」と同じ位となった。

我々が子供の頃は「乾燥芋」と云って、硬くて甘みも薄く、しゃぶるようにおやつ代わりの食べ物。七輪であぶって食べることもあった。

時代は変わって、冷蔵技術や乾燥方法の向上・芋の品種改良・等々が伴って別物に生まれ変わった名産品となった。

専門業者の「干し芋御殿」が話題を呼んだが、令和に元号が変わって堀出神社の末社として「ほしいも神社」が創建された。

「ほしいもの」がすべて手に入りますようにという思いを込めた新しい神社。

 

 

 

酒列磯前神社に近い、堀出(ほりで)神社境内に在る。

堀出神社は磯崎大明神(酒列磯前神社)をはさんで前浜、平磯両村の境界検分中に古墳を発見。同所から発掘された品々が水戸城で「磯前明神の本体」とされたことから鎮守として寛文11(1676)年に創建された。

掘って出たので「堀出」と命名。

 

 

「ほしいも神社」は「堀出神社」境内の奥まった見晴らしの良い場所。

 

 

絵馬も干し芋の形。

 

 

干し芋産業創設者の一人・小池吉兵衛の胸像(昭和32年建立)。

 

 

境界検分の時代に遡るであろう、樹木や土塁。

陰陽のご神木。

 

 

「ほしいも神社由来記」

さつまいもの伝来から「ひたちなか地区」での栽培の普及、干し芋製造などの歴史を踏まえた上で「ひたちなか商工会議所」の名誉会頭・鈴木誉志男氏が中心なって、街作りの一環としてほしいも神社の創設を考えた。

アートディレクターの佐藤卓氏に依頼して、コンセプト作り・設計・建設まで統一された考えのもとに出来上がった。

 

数年を経て、知名度が徐々に高まり県内外の二輪・四輪が次々と訪れる

古きものを取り入れ、新しい神社という器に盛り発展させ伝えるのは素晴らし

いアイデアだ。

 

⁂余録・何処かの光のイベントは賛否両論というより、不評が増している。

夜間の入場者本位で、昼間は無惨なのは本末転倒だ