柴沼清 作品展 @常陽藝文センター1F・藝文プラザ

枝画への誘い―光と二つのKAGE(影and陰)― 

2月18日(金)~3月17日(木)

 

 

 

 

自宅の庭樹を剪定した枝を組み合わせ、立体的な絵画作品に仕上げた柴沼清さんの「枝絵」と題する作品展が開催されている。

昨年の4月 2日 ~ 4月29日に同じ会場での展覧会を発展させた第2弾。

 

日本原子力研究機構(旧日本原子力研究所)の研究員を定年退職後、何か新たなことを、と考えた時に丸山応挙・葛飾北斎・長谷川等伯の作品に出合った。余白の中の宇宙観と余計なものを排除した心の奥の情景の表現、その中に「生と死」を見つめた精神性の高さに衝撃を受け、日本画や洋画の枠を超えた。

作品を作りたいと考えた結果が「枝絵」として結実した。

 

 

 

 

枯れ枝を絵のように構成し漆喰で固め、着色する。

立体の枝に依って(影/陰)が出来るが、その無作為な(影/陰)が思わぬ効果で際限がない。

 

 

書の作品も、(影/陰)が作る線が奥行きのある墨書にも見える。

 

 

京壁に塗りこめられたような枝と葉。

 

 

 

絵画・彫刻・レリーフ、ジャンルの垣根を越えたいと願う作品のそれぞれに解説文が添えられている。

読みながら眺めれば、作者の狙いが見えてくる。

アマチュア作家ならではの良さ、が感じられる展覧会。