「プチカメソー水戸店」跡のビル解体始まる@水戸市南町2丁目

 

 

 

 

暫くの間、閉鎖状態となっていたビルの解体工事が始まった。

この建物は、一時期「プチ亀宗・水戸店」として使用されていた。

 

「亀宗」と云っても知らない人が多いだろうが、1853年に現在の常陸太田市に創業された呉服の老舗店。

1960年(昭和35年)株式会社亀宗と社名変更し、衣料品チェーン店「ライフ亀宗」「プチ亀宗」を茨城や福島に展開した。1974年(昭和49年)に水戸に本社を移した際に1階~4階を若い女性を対象の「プチ亀宗水戸店」としてオープン。

 

「レストラン一美」が建設したテナントビルで地階が飲食街、ガラス張りで街を見下ろす2階の一郭には洒落たカフェが在った。

5階に「川上陶器」、6階が亀宗本社、7階~8階は一美直営のレストランが在ったように思うが半世紀前のことなので、記憶はあいまいだ。

当時の写真は無いかと、随分探したが見つけることが出来なかった。

 

「渋谷のパルコ」に次いで、日本で二番目のファッションビルと言われた「水戸サントピア」が1978年5月開店する前のことだ。

規模こそ小さかったが、時代を先取りした飲食とファッションの複合ビルだった。

 

「プチ亀宗」は店長はじめ、殆ど女性が全ての業務をこなした企業として全国的にも注目されていた。

友人との縁で、スタッフや幹部社員と機会を共にすることが度々あり親しくなった。そんなことから、5階の川上陶器店が退店し、プチカメの売り場に転換した際、外苑前の「ハナエモリビル」地下に骨董街が出来た話題の延長から「骨董・唐草屋」という古道具屋を片手間に開くことになった。

数年しか営業できなかったが、一応「古道具屋のオヤジ」を体験した。

 

 

はす向かい、南町3丁目の旧「大和証券水戸店」の跡。

幾つかの業態に変わり、直近はカラオケ店となったが退店。

改装工事が行われており、保育施設になるらしい、との話も。

 

南町~泉町~大工町にかけて閉店する店や取り壊される建物が沢山ある。

跡地はコインパーキング・更地のまま等々だが、マンション建設計画も多い。

頑張っている店もあるが、日曜・祭日を休業とする店が軒を連ね、商店街としての機能は失った。

空き地よりはマンションの方がましで、定住者が増えれば商店街再興の可能性もある。

 

ガラガラポン、新たな可能性に期待したい。