夏を楽しむ@邂逅菴

 

 

水戸石州流の宗匠・清水素然さんから「今日の午後、遊びにお出かけください」とのお誘いを受けた。

お茶の嗜みはないが、時々お誘いがある。

いつも興味本位でお伺いするが、この度は如何なる趣向なのか楽しみだ。

 

「邂逅菴」の額

お茶室は「邂逅菴」と称する、何度か入室しているが気が付かなかった。

邂逅(かいこう)とは、「思いがけず出会う」ことを意味し、「巡り逢い」「巡り会う」とも言い換えられるとのこと。

 

 

「無量寿」の掛け軸・茶山書

阿弥陀仏の寿命が無量であるところから「阿弥陀仏」、無量寿仏。

 

「茶山」は南町3丁目「茶舗・常陸屋」の先代だが、古美術・山野草の愛好家で書も能くした方で、清水さんと交友があったとのこと。

 

 

花は白・赤・金の水引、ねこじゃらし

 

 

大きな鉢には氷が浮かび、「風炉」と「水指し」を兼ねている。

青竹の上に大きな八つ手の葉を蓋に見立てた趣向。

 

 

水羊羹、奥様の手作り。

 

 

今回は椅子に座ってお茶を点て、お茶を戴く立礼式を試してみたとのこと。

様々な工夫をしながら、改良するのでお招き戴いたらしい。

あちこちに、とても楽しい仕掛けがある。

 

 

青竹の取り箸、楊枝も清水さんの自作。

 

 

白磁の碗に水で点てた抹茶。

これが眞に美味。

 

 

畳を敷いたかのような机や椅子なども清水さんの手作り。

製作の苦労話などもお伺いできた。

 

 

お点前は奥様。

奥様もお茶の先生。