『101人の古美術』別冊太陽 日本のこころ 100号特別記念号
青柳恵介:構成・文(平凡社・1998年)
月刊誌『太陽』の別冊として創刊された季刊誌『別冊太陽』の100号特別記念。
古美術研究家の青柳恵介が、近代日本を代表する審美家、当代一流の数奇者、古美術愛好家101名を取りあげ、彼らの愛した書画、骨董、民芸品、彫刻など約500点が紹介されている。
その中で、水戸に関連する二人も紹介されているのは嬉しい。
高橋義雄=箒庵(そうあん)(1861―1937)
慶應義塾卒。『時事新報』記者から三井銀行、三井呉服店、三井鉱山、の要職を経て王子製紙専務。といった三井関連企業で活躍。
特に三井呉服店で主導した経営改革は日本の小売業の近代化にも大きな影響を与えた。
51歳で実業界を引退した後は数寄者として活躍し、箒庵の庵号で知られる。
茶道研究に注力し、丹念な茶器調査の成果は『大正名器鑑』や『近世道具移動史』としてまとめられた
敬愛する山上鎭夫(1897-1993・東大医学部卒、日赤水戸病院勤務の後、水戸市三の丸に「山上眼科医院」を1943年に開業)さんが、日本を代表する101人の中の1人として選ばれていることは、我々にとって嬉しく誇りに思う。














