鋼と色金-茨城の刀剣と刀装- @茨城県立歴史館

2021年2月20日(土)~4月11日(日)

 

 

 

 

「鋼」とは鉄と炭素を主とする合金で、語源は「刃金」、文字通り刃物の原料。

「色金」は馴染みのない言葉だが赤銅や真鍮など多種の金属の総称。金属ながら

深い黒色や黄土色、朱色など多彩な色合いを呈する。

中世以降に色金の利用が活発化して、日本の金属工芸における色彩表現の幅が大きく広がった。

 

刀剣と刀装の歴史は、古くは大和(奈良)、山城(京都)、備前(岡山)相模(神奈川)、美濃(岐阜)周辺が名産地で、近世以降は江戸・大坂なども有名になった。

近世以降、これら以外の茨城も優れた刀工・金工師が活躍する。

 

 

 

 

 

今回の企画展では国宝の鹿島神宮の直刀(奈良~平安時代)をはじめ、大正時代までに作られた216点の刀剣・刀装・刀装具を展示。

 

 

 

一橋徳川家記念室では「一橋徳川家の名品Ⅳ」として、同家に伝来した刀剣類を、その伝来とともに展示している。

 

 

骨董・古美術の世界に足を踏み入れて約50年。

入門時は土器や陶器や民芸品だったが、後に仏教美術などにも関心が広まった。

奈良や京都に通い、更には中国やアジアにも目が行くようになった。

歴史にも興味を持つようになって、多くを知りえたことは生涯の宝とも言える。

 

水戸の金工師がかなりの水準であったのを聞いてはいたが刀剣・刀装・刀装具などには縁がなかった。

今回は作刀や金工の歴史を知り、茨城県にゆかりのある刀剣類を見ることが出来、勉強の種がまた一つ増えた。