『草花は語る』岩田正著(新いばらきタイムス社発行・1993年)

 

 

  

 

野辺の草花に寄せた身辺時評と人間模様。

四季折々の草花を、みずみずしい水彩画を添えたエッセイ100話。

 

岩田正さんは1932年生まれ。茨城大学教育学部美術家卒。

伊勢甚百貨店に三十余年勤務。宣伝畑二十年、役員七年、美術サロン顧問を務めた。

199010月から929月まで「新いばらきタイムス市場に100回にわたり連載されたものをまとめ『草花は語る』として1993年に刊行された。

装丁・題字・挿画まで岩田さん自身が手がけた。

 

 

 

 

 

カラーを含む34枚の絵も収録。(B6判、270頁)

 

コロナウイルス禍になってから、昔の旅の写真を見て振り返ったり、古い本を読み返したりすることが多くなった。

「伊勢甚百貨店」宣伝部や画廊という仕事柄、交流範囲の広い方だった。

ルックスも話もスマートな洗練された方だった。

 

巻末の著者紹介に住所と電話番号が有ったので懐かしく思ってお電話した。

昭和7年(1932)の生まれとあったので、少々の不安はあった。

電話に出られたのは奥様で「3年前に亡くなられた」とのことだった。

 

 

出版の年に頂いたハガキが挟まっていた。

岩田さんの句が添えられていた。