筑前琵琶 橘流 日本橘会 @ザ・ヒロサワ・シティ会館 (茨城県立県民文化センター)
7月21日(日)、水戸市千波町の「ザ・ヒロサワ・シティ会館 」(茨城県立県民文化センター)の小ホールで筑前琵琶 橘流 日本橘会による「全国演奏会」が開催された。
楽器の「琵琶」は、サーサーン朝ペルシア遺跡から出土する工芸品の浮彫り装飾などに残されていることから西アジアが発祥と言われる。
前漢の頃に中国に伝播し、奈良時代に日本にもたらされた。
正倉院の御物として今に伝えられ「正倉院展」の展示で目にすることが出来るが、見事な工芸品でもある。
歴史ある楽器なのに聴く機会はまことに少ないのが残念だが、7月21日(日)、水戸市千波町の「ザ・ヒロサワ・シティ会館 」(茨城県立県民文化センター)の小ホールで筑前琵琶 橘流 日本橘会による「全国演奏会」が開催され、地元の茨城を始め、全国の各地から演奏者が集まった。
開園10時から午後4時まで、琵琶の演奏と平家物語などの歴史が語られた。
昔の言葉遣いもあるので、聞いて理解するのは難しいところも在るが、字幕が表記されるのでわかり易かった。
トリとして登場したのは、琵琶奏者として史上2人目の重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定された奥村旭翠(きょくすい)さん。
薩摩琵琶は男、筑前琵琶は女性に人気があると聞いてはいたが、品の良い白髪の女性奏者で源平合戦の大きな舞台の一つである「屋島」を演じた。
大会の運営にあたった城戸義明(琵琶・城戸旭濤、詩吟・錦城流は城戸城濤)さん、水戸を本拠に伝統芸能の世界で全国的に活躍している頼もしい方だ。



