白磁の誕生と展開 @東京国立博物館・東洋館 5室
1月2日~ 4月21日
食器として大流行りなのが白磁の器。
もう少し別な器もあるでしょう、と言いたくなるほど。
今や「100均」でも様々なものが売られている。
それ程に一般化した白磁の起源は中国。
中国の白磁がいつどのように生まれ、展開したのかという問題を取り上げた展覧会が東京国立博物館・東洋館 5室で開かれている。
公益財団法人常盤山文庫と東京国立博物館所蔵品から選りすぐった作品が紹介されている。特に、
重要文化財 白磁水注 中国 初唐・7世紀 横河民輔氏寄贈
重要文化財 三彩貼花龍耳瓶 中国 盛唐・8世紀 横河民輔氏寄贈
白磁天鶏壺 中国 隋時代・6~7世紀 東京・公益財団法人常盤山文庫蔵
白磁人頭飾り水注 中国 初唐・7世紀 東京・公益財団法人常盤山文庫蔵
白磁獣耳瓶 中国 初唐・7世紀 東京・公益財団法人常盤山文庫蔵
横河民輔氏寄贈の館蔵品は観る機会が多いが、公益財団法人常盤山文庫の収蔵品を観る機会は少ないのでは。
「初期白磁」誕生頃の作品は試行錯誤の未完の美しさ、完璧でないための味わいの深さがあって見飽きることが無い。
技術的な解説もあるが、理解の範疇を越えている。
それらを理解できれば、なお楽しいのかもしれない。
●公益財団法人常盤山文庫(HPより)
常盤山文庫のコレクションは、実業家である菅原通濟(1894-1981)の蒐集を母体としています。所蔵品は禅僧の墨蹟、中世水墨画、宋代の工芸品、天神画像を四つの柱とし、現在国宝2点、重要文化財23点、重要美術品18点を含んでいます。
本格的蒐集が始まったのは戦中の昭和18年(1943)からで、集められた美術品の周りに研究者が集い、学びの場となっていきました。昭和29年(1954)、還暦を機に実業界から引退した通濟は公益事業に力を入れ、自宅のあった鎌倉常盤山の名を冠した財団法人常盤山文庫を設立し、コレクションをこちらに移しました。以後、この地での公開を開始しました。しかしながら、この場所・建物での公開が文化財保護法の改定によってできなくなり、現在は鎌倉国宝館等での展覧会の開催、国内外各地の美術館からの依頼による貸し出し、その他学術目的に供する資料提供を行なうことで、社会貢献に努めております。
展示施設を持たない常盤山文庫は、他館開催の展覧会に出品協力することで所蔵品の公開を果たしています。











