十河慶子 展 @藝文ギャラリー
水戸市三の丸1-5-18 常陽郷土会館内 1階
前期:2月6日(水)~3月 3日(日)
後期:3月6日(水)~3月30日(土)
日本の各地に伝統的な紬があるが、大島・結城・塩沢は、日本三大紬と言われる。
那珂市在住の染織家・十河慶子さんは結城の機屋や指導所に通って、様々な人から教えを請い「結城紬」を学び独立した。
昭和58年の修業時の作品を含め、昭和63年から平成29年までの作品11点の作品展が藝文ギャラリーで始まった。
●結城紬は、
①経糸と緯糸の両方に紡ぎ糸を使うこと。
②模様を付ける場合は手で括ること。
③地機(じばた・経糸を腰で吊り、張力を掛けて織る織機)で織る。
であることを条件とする。
紡ぎ糸は長い繭を引けない繭を真綿にして取った糸で、凹凸があり、空気を含むので温かな風合いがある。経糸と緯糸の両方に使うのは結城紬だけ。
糸を紡ぎ括り、染め、織の工程は結城においても分業だが、十河さんは全ての工程を自ら行う。デザインにおいても、伝統にこだわらないグラデーションや幾何学的な文様を創造している。
製作工程を全て拝見したことはないが、1年間で1反くらい、或いは数年で1反位しか完成しないのでは,,
今回は前期・後期を併せ11点が展示される。
人間国宝に伍する仕事と思った。




