春分の日・偕楽園@水戸市

 


2月4日は「立春」で旧暦上では春が始まる日。
体感的にはまだ寒いのが通常だが、水戸の最高気温は18.7度で平年よりも8.1 度高く、4月上旬並のポカポカ陽気となった。

 

2月16日(土)から3月31日まで「水戸の梅まつり」が開かれる。
会期中は沢山のイベントが組まれ「偕楽園」や「弘道館」は観光客で賑わう。
多くの観光客は大歓迎、だが「梅」は「桜」と異なり閑かな風情を楽しむ。
満開を愛でるより早咲きの花を探し眺めることが愉しい。


立春を迎える前の2月2日(土)久しぶりに偕楽園を散策した。

 

 

偕楽園表門通り。
開園当時の岩間街道で往時の道幅のまま。


偕楽園は水戸藩の第9代藩主・徳川斉昭により1842年(天保13年)に開かれた。
前年に開館した、文武修行の藩校「弘道館」に対し心身保養の地として設けられた。

 


表門は黒塗りであることから黒門とも呼ばれている。



「一の木戸」と呼ばれる門。

 


程よく手入れされた孟宗竹林。

 


杉林の中を進む。



階段を下り「吐玉泉」に。
「太郎杉」「次郎杉」の2本の巨木が鬱蒼としていたが、今は「太郎杉」のみが残っている。



「吐玉泉」崖線の湧水を集めた泉。
泉石は常陸太田市真弓山の大理石で、寒水石ともいう。
好文亭の茶室何陋庵の茶の湯にも供された。

 


「梅桜橋」
桜山の駐車場と偕楽園を結ぶ、エレベーターが付いた陸橋。
●偕楽園の有料化が検討されているらしい。
この様な出入り口の場合はどうするつもりなのか?
何れにしても無料を貫いてきたのだから、有料化することの是非は問うべき。

 

 

 

早咲きの白梅。

 


「南門」
創設時は千波湖を渡って、この辺で下船して入園した。

 

 

正岡子規の句碑『崖急に梅ことごとく斜めなり』
南門から崖を登る坂の途中に.

 


更に登れば「好文亭」の脇に。

 


早咲きの紅梅が。

 


『偕楽園記』の碑・1839年(天保10年)
高さ2.5mの自然石の平石に,偕楽園の名前の由来や創設した理由、利用の心得などが、斉昭の直筆で記されている。
 

 


「東門」
現在の正門で、多くの方がここから入退園。
梅まつり期間中は案内のテントも設置される。
この辺りに「観光ガイド」が常駐。

 

 


「常磐神社」
明治初年、徳川光圀と徳川斉昭の徳を慕う水戸藩士により偕楽園内に祠堂が建てられた。
明治6年(1873年)3月に「常磐神社」の社号が、明治7年(1874年)に現在地に社殿が造営された。

 


ヤマザクラの若木
常磐神社境内の「義烈館(歴史博物館)の前庭に「水戸桜川千本桜プロジェクト」により平成28年3月に植えられた。
植え込みに参加したが、あれから2年。
随分大きくなっていたので安心した。

 


 


偕楽園・常盤神社を後にし、近くのフランス料理「ルイプロバンソ」に立ち寄り野菜のオープンサンドをいただく。