那智の滝「爺3人・紀伊半島1周の旅」其の7

 

 

串本の橋杭岩を後に、那智の滝を目指す。

「那智の滝」は熊野那智大社の別宮、飛瀧(ひろう)神社のご神体として古くから人々の畏敬を集めてきた。

 

 


落差133m・銚子口の幅13m・滝壺の深さは10mの落差日本一の名瀑。


滝壺の淵から見ると、その大きさと勢いに圧倒されるだけでなく、心まで洗い流されるような清々しさを感じる。

 

駐車場から飛瀧神社までの石段もかなりある。
自然石だから、雨が降ればかなり注意が必要。

 

 

この先の那智山青岸渡、を詣でるのが本来だが、足に自信がなく、何度も参拝しているTさんが、登るのを見合わせということもあり、滝のみの参拝。

 

2015年の参拝の折、大門坂・那智大社・青岸渡寺、などを参拝しておいたのは結果として良かった。

 


本体に適うものはないが、根津美術館が所蔵する・国宝『那智瀧図』一幅 
絹本着色 160.3×58.5㎝ 鎌倉時代(13~14世紀)が思い浮かぶ。

 

仏さまが神さまの姿を借りて人々の前に姿を現すという、本地垂迹説(ほんちすいじゃくせつ)に基づいて描かれた垂迹画。
だれがなぜ描いたのかは不明だが、この地を詣でた亀山上皇が御幸から戻り、京の御所にいながらにして那智瀧を拝するために描かせたのではないかと推測されている。
日本に古くから伝わるやまと絵の手法を用いながら、中国・宋時代の水墨画の影響も見られる。

 

 


一遍上人絵伝・那智の滝(1299年)